ジョンソン英首相が結婚、ウエストミンスター大聖堂で少人数で

Boris Johnson and Carrie Symonds in the garden of 10 Downing Street after their wedding

画像提供, Rebecca Fulton/Downing Street/PA Wire

画像説明, 挙式後に首相官邸の庭で写真撮影したジョンソン首相と妻キャリーさん

イギリスのボリス・ジョンソン首相(56)が29日、ロンドンのウエストミンスター大聖堂で婚約者のキャリー・シモンズさん(33)と結婚式を挙げた。

結婚式には親族や近しい友人だけが招かれたという。在任中に結婚する英首相は1822年以来。

複数メディアが報道した後、首相官邸は「ささやかな式」で29日午後に首相とシモンズさんが結婚式を挙げたと発表した。報道官によると、夫妻は夏にあらためて近親者を招いて祝う予定で、ハネムーンも夏になるという。

シモンズさんは今後、「ジョンソン」姓を名乗ると明らかにしている。

日曜紙メイル・オン・サンデーは、結婚式には直前になって30人が招かれたと伝えた。これは現在、英イングランドで実施されている新型コロナウイルス対策で認められる最多の出席人数。

ウエストミンスター大聖堂での準備も少人数で行われ、カトリック形式での結婚式はダニエル・ハンフリーズ神父が執り行った。

一方で、首相官邸の側近などは、この結婚式のことを知らなかったとサン紙は報じた。

29日にウエストミンスター大聖堂にいた一般客は、午後1時半に退出するよう促されたという。その30分後に、白いドレス姿のシモンズさんがリムジンで到着した。

またこの日の夜には、楽器を持ったミュージシャンが首相官邸から出る姿も見られている。

シモンズさんとジョンソン首相は2019年初めに交際が報じられた。その後、2020年3月に、2019年末に婚約していたことを明らかにし、4月には2人にとって第1子となるウィルフレッドちゃんが誕生した

Composite image of musicians leaving Downing Street
画像説明, 29日夜には、楽器を持ったミュージシャンが首相官邸から出て行く姿も見られている

ジョンソン首相は過去に2回結婚し、離婚しているものの、カトリック教会は以前の結婚がカトリックのしきたり内で行われたものでなければ、離婚経験者の再婚を認めている。

ただし、英ウォリントンのカトリック教会のマーク・ドリュー神父が、自分はこれまで離婚するカトリック信者に今後は教会で信者として再婚することはできないと教えてきただけに、「教会には二重基準があるように見える」と発言するなど、離婚経験者に対するカトリック教会の決まりについて疑問の声も出ている。