米・メキシコ国境の子供の移民、今年に入って9倍に増加=ユニセフ

Migrant children wait to enter a temporary shelter in Ciudad Juárez, Mexico. Photo: 5 April 2021

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メキシコからアメリカに入国しようとする子供の移民の数が、2021年初頭と比べて9倍に増加していると、国連児童基金(ユニセフ)が19日に発表した。

ユニセフによると、子供の移民の数は今年初めの約380人から約3500人に増え、メキシコの受け入れセンターがひっ迫している。

子供たちは主にホンジュラスやグアテマラ、エルサルバドル、メキシコの出身者。その半数は親を伴わずに子供だけでやって来た。

毎日300人近い子供がアメリカへの入国を待ったり、出身国へ送還されたりしている。

メキシコ・レイノサのような米国境の町では、移民の家族が仮設のすみかを設置している。

ユニセフのラテンアメリカ・カリブ海諸国地域担当ディレクターのジーン・ゴウフ氏は、「メキシコの移民の子どもたちと母親の生活環境が間もなく、さらに悪化するのではないかと深く懸念している」と述べた。

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多くの家族は、アメリカのジョー・バイデン政権が米国内にいる親族と自分たちの子供を再会させてくれると期待し、子供たちを単独で、あるいは人身売買人に託して米国境を渡らせようとしていると、BBCのウィル・グラント南米特派員は説明する。

しかしメキシコ政府は最近、同国北部(米国境)を目指す移民を取り締まるため、南部国境に軍隊を派遣した。グラント特派員は、今後数週間で保護者を伴わない若者や移民の家族がさらに拘束される可能性が高いとみている。

バイデン米大統領は16日、年間の難民受け入れ人数について、トランプ前政権が設定した水準を維持する命令に署名したが、その数時間後に方針を転換。受け入れ人数を増やす考えを明らかにした。

複数報道によると、バイデン氏は米・メキシコ国境に記録的な数の移民が殺到する中、より多くの移民を受け入れることを懸念しているという。