バイデン氏、米国防長官にオースティン元陸軍大将を起用へ アフリカ系初

画像提供, Getty Images
アメリカのジョー・バイデン次期大統領が国防長官にロイド・オースティン元陸軍大将(67)を指名する見通しだと、米メディアが7日に報じた。
オースティン氏が就任すれば、アフリカ系アメリカ人初の国防総省トップとなる。
オースティン氏は、バラク・オバマ前政権で中央軍司令官を務めた。退役から7年未満のため、退役後7年間の長官就任を禁じた規定の免除を、議会で認められる必要が生じる。
バイデン氏は2週間前から、閣僚など政権要職の人事を発表している。
<関連記事>
バイデン氏もオースティン氏もまだ、正式なコメントは出していない。
これまでのメディア報道では、国防長官には国防総省での勤務が長いミシェル・フロノイ氏の名前が取り沙汰されていた。同氏が就任すれば、女性初の国防長官だった。
少数派を求める声
オースティン氏の国防長官への指名については、米政治ニュースサイトのポリティコが最初に報じた。事情を知る3人が情報源だとした。
ポリティコによると、オースティン氏は候補者として有力視されていなかったが、最近になって最有力候補に浮上したという。
BBCの米メディアパートナーであるCBSは、複数の関係者の話として、オースティン氏の指名について報じた。
それによると、民主党内のアジア系や黒人、中南米系の勢力から、閣僚に少数派や女性を指名するよう求める要望が高まっていることを受け、オースティン氏が浮上したという。

画像提供, Getty Images

最後のイラク駐留軍司令官
オースティン氏は2013~2016年に、中東、中央アジアの全域と、南アジアの一部を指揮下におく中央軍の司令官を務めた。
その前には、陸軍の参謀副総長や、イラク駐留軍の最後の司令官を歴任した。
その間、オバマ政権で副大統領だったバイデン氏と、緊密に連携して職務を遂行した。
オースティン氏の就任まで、いくつかのハードルがある。CBSは同氏が近年、国防総省と契約する軍需品メーカーのレイセオンの取締役を務めてきたことも、その1つだと報じている。







