米保健当局、「感謝祭の移動控えて」 感染拡大で呼びかけ

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米疾病対策センター(CDC)は19日、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、感謝祭(サンクスギビング、26日)の休暇を利用した移動を控えるよう国民に求めた。
「先週1週間で100万人以上の感染が確認された」と、CDCのエリン・ソーバー=シャッツ氏は記者団に述べた。「サンクスギビングを1週間後に控えているのに」。
しかしCDCは移動を禁止するまでには至らなかった。
アメリカではこれまでに1160万人以上が新型ウイルスに感染し、25万人以上が死亡している。
感謝祭の時期には例年、米国内で最も多くの人が移動する。昨年には推定2600万人が感謝祭前後に国内の空港を利用した。
「これ(移動を控えること)は義務ではない。検討するよう、アメリカ市民に推奨している」と、CDCでCOVID-19(新型ウイルスの感染症)対策を担当するヘンリー・ウォーク博士は19日の記者会見で述べた。
「今は特に感染者の急増が見られ、国内のある地域から別の地域へ病気や感染が広がる可能性があることから、我々は現時点での移動を避けるよう推奨する」
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19日にはホワイトハウスの新型コロナウイルス対策タスクフォースによる数カ月ぶりの公開ブリーフィングも行われた。マイク・ペンス副大統領らタスクフォースのメンバーは、感染者数とウイルス検査の陽性率の上昇について言及した。
「全てのアメリカ人に警戒感を強めるよう呼びかける事態だ」と、同タスクフォースの調整官、デボラ・バークス医師は述べた。「我々がこれまでに直面してきたよりも、感染者が急速に増加している」。

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バークス医師が感謝祭でみられるような室内での集りを控えるよう促した一方で、同タスクフォースは感謝祭の休暇の移動については特にコメントしなかった。特にペンス副大統領は直近のワクチン開発の進展を強調し、同国の準備態勢が改善されたとたたえるなど、楽観的な姿勢を維持した。
「アメリカは今、新型ウイルスと闘うための準備がかつてないほどできている」と、ペンス氏は述べた。
ホワイトハウスは新型ウイルス政策について、ジョー・バイデン次期大統領やその政権スタッフと連携することを拒み続けている。ドナルド・トランプ大統領が3日の大統領選での敗北を認めていないからだ。
バイデン氏は19日、トランプ氏の敗北宣言拒否は世界への「信じられないほど有害なメッセージ」だと述べた。そして、新型ウイルスと闘うには連携が必要だとした。
感染のアウトブレイクを抑制するために経済活動を停止する可能性があるかと問われると、バイデン氏は全国的な閉鎖(シャットダウン)という考えを退けた。
「私は新型ウイルスをシャットダウンする。私がシャットダウンするのは新型ウイルスだ」とバイデン氏は述べた。「完全な全国的シャットダウンを必要とする状況ではない」。


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