【米大統領選2020】 双方の支持者ら、開票所などで抗議行動 一部で暴力や逮捕も

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米大統領選の接戦状態が続く中、ドナルド・トランプ大統領とジョー・バイデン副大統領のそれぞれの支持者らが4日、各地で抗議行動を起こした。一部では暴力行為も発生した。
アリゾナ州マリコパ郡の開票所の外には、共和党支持者らが詰め掛けた。「トランプ氏の得票が集計されない」という根拠の見当たらないソーシャルメディア投稿に反応したこの人たちの一部は、開票所内に入り込み、職員に退出させられた。
当局は警察に通報。開票に当たるスタッフは作業を続けた。州都フィーニックスのある同郡は、伝統的に共和党が強いアリゾナ州の中でも、今回は民主党票の多い激戦地区と目されている。
オレゴン州ポートランドでは、全ての票の集計を求める、反トランプ派による抗議行動が暴力化した。目撃者によると、抗議者の一部が市中心部の商店のガラスを割ったという。
この騒ぎで、州兵が出動し警戒に当たった。警察は「暴動」が起きたとした。
200人を逮捕

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ミネソタ州ミネアポリスの警察は、主要道路を封鎖したデモ参加者ら約200人を逮捕した。米メディアによると、デモ参加者らはトランプ大統領に反発し、開票作業を打ち切るよう求めるトランプ氏の要求に抗議していたという。
同様の抗議デモは、ニューヨーク、ペンシルヴェニア州フィラデルフィア、イリノイ州シカゴでも見られた。
フィラデルフィアでは、デモ参加者らが全ての票の集計を求める掛け声を唱えた。また、トランプ政権が2期目に入った場合に起こり得ることへの懸念を、代わる代わるマイクを手に語った。

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投票所に押しかけ
ミシガン州デトロイトでは、トランプ大統領の支持者らが開票所の外に集結。窓をたたき、「開票を止めろ!」と声を張り上げた。
約30人が開票所内に入ろうとし、職員に阻止された。開票所にいたBBCのレボ・ディセコ記者によると、多くは共和党支持者だったが、民主党支持者もいた。警察が通報を受け、警備に当たった。

開票作業の停止を求める小規模な抗議は、アリゾナ州フィーニックスでも起きたと報じられている。

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大接戦となっているネヴァダ州でも緊張が高まっている。同州最大の都市ラスヴェガスがあるクラーク郡で開かれた記者会見では、抗議者がカメラの前に飛び出し、「バイデン犯罪者一家がこの選挙を盗んでいる! メディアはそれを隠している!」と叫んだ。
(英語記事 Election Live Page)












