仏俳優ジェラール・ドパルデュー氏にレイプ疑惑 女優が訴え

画像提供, AFP
フランスの俳優ジェラール・ドパルデュー氏(69)に、22歳の女優に対する強姦および性的暴行の疑いがかかっていることが、同国の司法関係筋の話で明らかになった。
ドパルデュー氏の弁護士はAFP通信の取材に対し、同氏は疑惑を「全面的に」否定してといると話した。
現地ラジオによると、この女優は27日に警察に正式な被害届を出た。
ドパルデュー氏はフランスで最も有名な俳優の1人で、映画「シラノ・ド・ベルジュラック」や「愛と宿命の泉PART1 フロレット家のジャン」などに出演した。
疑惑の内容は?
現地メディアによると、事件は今月、ドパルデュー氏がパリに持つ住宅のひとつで起こった。
被害を訴えた女性は名前を明かしていないが、フランス南部ランベスクの警察に告訴。事件は後に、パリ検察へ移管された。
被害者女性は俳優兼作家で、事件以前からドパルデュー氏とは知り合いだったという。
フランスのインターネットニュースサイトBFMTVは、女性は暴行を受けて「打ちのめされている」という代理人の言葉を伝えた。
一方、ドパルデュー氏の弁護士、エルベ・テミム氏は、捜査の終わりにはドパルデュー氏をめぐる全ての疑惑が晴れるはずだと話した。
テミム氏はインフォ・ラジオの取材に、「私はジェラール・ドパルデュー氏と長時間にわたり面談した。その結果、彼の無罪が立証されると確信している」と答えた。
告訴内容はドパルデュー氏の「人としてのあり方そのもの、そして尊敬する全て」に反するもので、本人も「動揺している」という。
ドパルデュー氏とは
スクリーン上で、荒々しい身体性と繊細な感情を組み合わせて表現できる俳優で、1973年の「バルスーズ」で注目されて以来、これまでに170作以上の映画に出演した。
1990年公開の「シラノ・ド・ベルジュラック」ではカンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞し、同じ作品で米アカデミー賞にもノミネートされた。
さらに同年制作の英語コメディ映画「グリーン・カード」によって、フランス語圏以外でも名声を獲得した。
俳優業以外では近年、フランスの税法に反発してベルギーに移住したり、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と親睦を深めたことで話題となった。








