【サッカーW杯】イングランド28年ぶり準決勝、監督「信じられない気分」

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サッカーのイングランド代表は7日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会準々決勝でスウェーデンと対戦し、2-0で勝利した。1990年以来28年ぶりとなるイングランドの準決勝進出に、ギャレス・サウスゲイト監督は「信じられない気分だ」と語った。
DFハリー・マグワイアとMFデレ・アリのゴールでスウェーデンを2-0で下し、決勝進出まであと1試合のところまでたどり着いたイングランドは、11日にモスクワでクロアチアとの重要な一戦を戦う。クロアチアは7日に行われた準々決勝でペナルティキック(PK)戦の末ロシアを下した。
イングランドのサウスゲイト監督はBBCスポーツに対し、「母国の皆さんが今晩の試合を楽しんでくれていると願っている。こんな試合はそうそう生まれない」と語った。
イングランドは母国開催だった1996年イングランドW杯以来、決勝に進出できていない。ベスト4に残ったのもこれでわずか3度目だ。
ロシア南西部のサマラで行われたこの試合、マグワイアとアリが、前半と後半にそれぞれ1点ずつを挙げた。マグワイアは30分、アシュリー・ヤングが蹴ったコーナーキックを頭で合わせてスウェーデンのGKロビン・オルセンの脇を抜き、続いていた膠着(こうちゃく)状態を打ち破った。
さらにイングランドは58分、MFジェシー・リンガードが上げた浮き球のクロスを、ファーポストにいたアリがヘディングで叩き込み、勝利を引き寄せた。
サウスゲイト監督は、「延長戦とPK戦を戦ったコロンビア戦とは全く違う試合になることはわかっていた。気持ちがこもり、エネルギーにあふれていた」と語った。
「かなりの身体的な圧力に耐えなければならなかったが、チームの持久力が鍵だった」
「自分たちがボールを多く支配することになるのはわかっていた。スウェーデンはとてもよくまとまったチームなので、どうやって突き崩していくかが課題だった」
「我々は長年、スウェーデンを過小評価していた」
「自分たちの歴史を作れる」

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GKジョーダン・ピックフォードが、イングランドの勝利に重要な役割を演じた。英プレミアリーグ・エバートンに所属するピックフォードは、マーカス・ベリのヘディングシュートを素晴らしい反応で防ぐなど、いくつものファインセーブを見せた。
「イングランドが最後にW杯準決勝へと進出した時には、まだ生まれていなかった」と24歳のピックフォードは語った。
「自分たちは常に、目の前の1試合を大事にすると言い続けてきた。これからもそれを続けて、自分たちならではの歴史を作れる」
「難しい試合になることはわかっていた。スウェーデンがどういう試合をするかは分かっていたので、とても上手に対処できた。ベリのシュートを止めた最初のセーブをきっかけに、最後まで順調だった」
「イングランドのファンは段違いだった。あの雰囲気でプレイするのは本当に楽しかった」
「国民の誇りに」
イングランド主将のFWハリー・ケインは無得点に終わり、6点という今大会の得点記録を伸ばすことはできなかった。ただケインは、ロシアの首都モスクワで行われる準決勝を待ち望んでいる。
英プレミアリーグ・トッテナムでプレイするケインは、「自分たちは素晴らしかったと思う。これまでの対戦相手とは違うロングボール戦術に立ち向かった。結果には興奮している」と語った。
「準決勝だし、大きな試合なのは分かっている。ただ、チームの調子はいいし、自信はある」
「また同じようにやるだけだ。試合を楽しんでいるし、これまでやってきたことを続けて、国のみんなに誇りに思ってもらいたい」

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「ゴールはファンのおかげ」
22歳のアリは、1998年フランスW杯で得点した当時18歳のマイケル・オーウェンに次いで、イングランド代表として2番目に若いW杯得点者となった。
「チームにとってすごい成果だし、ファンのおかげだ」とトッテナム所属のアリは話した。
「ファンはずっと自分たちを信じてくれている。チームとして、素晴らしいパフォーマンスだった」
「得点するのはいつでも楽しいし、こういう大会はなおさらだ。これが自分の最高のパフォーマンスとは思わないが、得点できたのは信じられないし、準決勝に進出できて素晴らしい気分だ」










