北朝鮮がミサイル発射に失敗=韓国

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北朝鮮は31日、同国東部からの弾道ミサイルの発射に失敗した。韓国軍が明らかにした。
ミサイルの種類は明らかになっていないが、北朝鮮では、4月に中距離弾道ミサイル「ムスダン」の発射実験に3回失敗している。
北朝鮮による弾道ミサイル技術の使用は国連安保理の決議によって禁止されている。北朝鮮は今年1月に核実験を行ったほか、ミサイル発射実験を繰り返し実施している。
韓国軍の統合参謀本部によると、31日の発射実験は現地時間の午前5時20分(日本時間午前5時50分)に東部の日本海に面した元山で行われた。詳しい内容は分かっていない。
韓国の聯合ニュースは、今回の発射実験がムスダンだったとの一部の見方を報じている。
ムスダンは理論上、日本や米領グアムなどが射程に入る。しかし、北朝鮮がムスダンの発射に成功したことはない。
北朝鮮では今月、朝鮮労働党が36年ぶりの党大会を開いたが、開催を前にミサイルの発射実験が相次いでいた。
党大会では、金正恩党委員長が韓国に対し軍事対話を呼びかけた。韓国は誠実な提案ではないとして無視する姿勢を示した。
金委員長は同時に、核兵器開発を今後も進める決意を表明した。
北朝鮮は最近、ミサイルに搭載できる核弾頭の開発に成功したと発表したが、専門家らは信憑性に疑問を呈している。


北朝鮮の過去のロケット発射

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・2006年7月 長距離ミサイル「テポドン2」の発射実験。米国は発射直後に失敗したとしている。
・2009年4月 三段階ロケットを発射。北朝鮮は成功したと主張したものの、米国は失敗し海に落下したとしている。
・2012年4月 三段階ロケットを発射。発射直後に爆発し、海に落下。
・2012年12月 三段階ロケットを発射。北朝鮮は衛星を軌道に乗せたと主張し、米国防総省高官も物体が軌道に乗ったと認めた。
・2015年5月 潜水艦発射弾道ミサイルの発射に成功したと発表。しかし、疑問視する声が相次いだ。
・2016年2月 衛星を搭載したとするロケットを発射。










