子宮がんの症状「知られていない」 早期発見が鍵

Faith Caton

画像提供, Genevieve Chapman – Miss Gen P

画像説明, フェイスさんは、夫と子どもを作ろうと話していたときに子宮がんと診断された

子宮がんは英国女性が罹患するがんで4位につけているが、慈善団体によると症状を自覚する女性は少ないという。

フェイス・ケイトンさん(35)は、夫と子どもを設けようとした際に、がんだと診断された。

「腫瘍が発見されるまで、がんとは一度も言われなかった」

女性器がんの慈善団体イブ・アピールによると、子宮がんは早期に発見すれば治療が簡単で、最も多い症状は不正出血だという。

英国では毎年9000人の女性が子宮がんと診断される。女性器のがんの中では、卵巣がんや子宮頸がんを抜いて最も多い。

子宮がんは多くの場合、閉経した50代の女性に発見されるものの、まれではあるがフェイスさんのような若い女性にもみられる。

英国女性1000人に行った調査では、5人に2人が子宮がんの症状を知らなかった。

「ショックだった」

フェイスさんは子宮内膜症を患い、2015年に子宮がんと診断されたときには重くて不順の月経が続いていた。

「婦人科医も含めた皆がショックを受けていた」と彼女は話した。

フェイスさんは、がんは悪性で、子宮の摘出手術や化学療法、放射能治療が必要になるかもしれないと告げられた。子どもがほしいという彼女の希望は打ち砕かれた。

代わりに、彼女は早い閉経に甘んじなければならなかった。

「それまでの人生で立ててきた計画が一晩で変わった」とフェイスさんは語った。

「治療を受けた6カ月は人生で一番長かった」

「克服しようという決意はあったが、目を開けられない日もあった」

協力的な夫と家族のお陰でフェイスさんは治療を続けた。病院での精神的な支援も励みとなった。

インターネット上で「私が通っている道を分かってくれた」他のがん患者と自分の経験を共有したのが、大きな違いを生んだという。

長引く影響

しかし厳しい治療が終わった後も、フェイスさんの問題は終わっていなかった。

フェイスさんはうつを患い、神経へのダメージと腸疾患も回復を妨げた。

フェイスさんの人生は変わってしまったが、少なくとも、彼女はその経験を話せるようになった。

「何かいつもと違うことに気付いたら医師に見てもらうよう、友達に言い続けることに自分の時間を使っている」

「もしもっと早く医師にかかっていたら、早く診断されて苦しみも少なかったかもしれない。でもそう考えるのは好きじゃない(後略)」

自身が診断される前、フェイスさんは子宮がんについて何も知らなかったという。

子宮がんの症状として最も多い不正出血には、以下の場合が含まれる。

  • 閉経後の出血
  • 月経と月経の間の出血
  • セックス後の出血
  • 重く不順の月経
  • 薬で対処できないほど重い月経が続く場合
  • 水っぽい、あるいは血の混じったおりもの

全ての不正出血が子宮がんに関わるわけではないため、かかりつけの医師に症状を相談するのが最善だ。

「怖がらないで」

イブ・アピールのアテナ・ラムニソス最高経営責任者(CEO)は、子宮がんの3分の1強は未然に防げた可能性があると指摘する。

「簡単に言えば、子宮がんには早期発見が重要。実際に、早く発見されるほど治癒の可能性も高まる」

「性器について話すことが恥ずかしいと思っても、会話を始めるために協力するべき(中略)もっと多くの女性が注意し、話し、医師にかかるのを恐れないようにする必要がある」