仏当局、シーインなど米中オンライン小売大手を捜査 未成年がポルノにアクセスできる疑い

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パリの検察当局は4日、中国のオンライン小売大手「SHEIN(シーイン)」、「アリ・エクスプレス」、「Temu(テム)」、および米同業「Wish(ウィッシュ)」について、それぞれのプラットフォームが、未成年によるポルノコンテンツへのアクセスを可能にしているとみられるとして、フランス国内で捜査を行っていると発表した。
フランスの消費者保護機関は2日、シーインのプラットフォームで子どもに似た外見のセックスドールが販売されていることに懸念を示していた。同機関はその後、この4社を検察当局に通報した。
パリ地検はBBCに対し、未成年者がアクセス可能な暴力的、ポルノ的または「品位を欠くメッセージ」に関して、これらのプラットフォームを捜査していると述べた。
アリエクスプレスはBBCに対し、「この問題を非常に深刻に受け止めている」と語った。BBCはシーインとテム、ウィッシュにもコメントを求めている。
パリ地検によると、シーインとアリエクスプレスはさらに、児童に関連するポルノ的性質のコンテンツの拡散についても捜査対象となっている。
また、一連の件について、フランス警察の未成年保護を管轄する部署に伝えたと、検察当局は付け加えた。
アリエクスプレスは声明で、問題となった商品掲載が自社の規定に違反していたと説明。問題を認識した時点で削除したと述べた。
また、「規定に違反した、または回避しようとした販売業者には、当社の規則に従って制裁を科す」としている。
シーインは3日、世界中のプラットフォームでセックスドールの販売を禁止した。また、「違法または規定に違反するセックスドール商品に関連する、すべての販売者アカウント」を永久に凍結し、プラットフォーム上の管理体制を強化する方針を示した。
フランスの競争・消費者・詐欺取防止総局は先週末、こうした人形の説明文および分類方法に懸念を示し、「児童ポルノ的性質を持つ内容であることに疑いの余地はほとんどない」と指摘していた。
シーインは5日、パリにフランス初の常設店舗を開設する予定。店舗が入る予定の百貨店BHVの前では、複数の人たちがシーインに抗議する姿が見られた。
同社はパリのほか、ディジョン、ランス、アンジェなどでも、百貨店に店舗を開設する計画だ。











