【ミラノ・コルティナ五輪】 ビッグエアで木村葵来が金メダル、木俣椋真も銀 ジャンプの丸山希は銅

3人がメダルを首から下げ、肩を組んで笑顔で立っている。手には大会マスコットのぬいぐるみを持っている

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画像説明, スノーボード男子ビッグエアで優勝した木村葵来(中央)と2位の木俣椋真(左)、3位の蘇翊鳴
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ミラノ・コルティナ・オリンピック(五輪)は競技1日目の7日、スノーボード男子ビッグエアで木村葵来が金メダル、木俣椋真が銀メダルを獲得した。スキージャンプ女子個人ノーマルヒルでは丸山希が銅メダルを手にした。日本勢にとっては今大会初のメダルとなった。

スノーボード・ビッグエアは、キッカーと呼ばれるジャンプ台から飛んで技を競う。試技を3回披露し、得点の高い2回の合計が得点となる。

男子の決勝は予選を通過した12人で競った。日本からは4人が進出した。

木村は1回目の試技で高難度の5回転半に成功。3回目も再び5回転半に挑むと、着地をほぼ完璧に決めた。技の完成度などが高く評価され、合計179.50点。今大会で日本勢初の金メダルを獲得した。

木俣は1回目と2回目の両方で5回転半に成功。合計171.50点で暫定トップに立った。木村に逆転されたあとの3回目はさらに難易度の高い技を狙ったが、着地に失敗。それでも銀メダルを手にし、日本勢のワン・ツー・フィニッシュとなった。

銅メダルは、北京五輪で金メダルだった蘇翊鳴(中国)が獲得した。日本の長谷川帝勝は11位、予選トップ通過の荻原大翔は12位だった。

木村が空中で腰をかがめて両手を開き、下を見ている。背景は真っ黒

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画像説明, 決勝で試技を披露する木村葵来

表彰式後のインタビューで木村は、金メダル獲得の心境を聞かれ、「有言実行という感じですね」と説明。「スノーボードに注いだ時間が長かったし、家族やコーチなど周りの人たちが手厚いサポートをしてくれたので、このような結果でお返しすることができてうれしいです」と話した。

逆転勝利については、「2本目、抜けの瞬間がうまくかみ合わなくて着地ができなかったんですけど、そこが修正できて、3本目ちゃんとクリーンメイクできたのはよかったです」と振り返った。日本勢初の金メダルについては、「とても重たいです」と述べた。

木俣は、「結果も自分の技もマックス出せてうれしいです。最後はやったことない技をやるしかなかったのでやりました。でもだめでした」。

そして、「上に日本人がいるというのは正直言うと悔しいんですけど、これ以上はない滑りができたし、葵来もすごいうまかったので、おめでとうございますという感じです」と述べた。

「最高のスタート」

3人がメダルを首から下げて肩を組んで立っている。手には大会マスコットのぬいぐるみを持っている

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画像説明, 表彰式で笑顔を見せる丸山希(右)とアンナ・オディネ・ストロム(中央)、ニカ・プレブツ

スキージャンプ個人は、ノーマルヒルと、ジャンプ台が大型のラージヒルの2種目があり、飛距離と姿勢や着地の技術を競う。選手50人が出場し、1回目の上位30人が2回目を飛んで、合計点で順位を決める。

この日の女子個人ノーマルヒルでは、丸山希が1回目97メートルを飛び、3位につけた。2回目も100メートルのジャンプに成功。合計261.8点として銅メダルを獲得した。

金メダルは、1回目100メートル、2回目101メートルの好ジャンプをそろえ、合計267.3点としたアンナ・オディネ・ストロム(ノルウェー)が獲得。銀メダルは、1回目98メートル、2回目99.5メートルで合計266.2点のニカ・プレブツ(スロヴェニア)が手にした。

白いウェアに「49」のゼッケンをつけた丸山が両足にスキーをつけ、両手両足を開き、暗い空を背に飛んでいる

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画像説明, ジャンプする丸山希

丸山は表彰式後のインタビューで、メダル獲得の思いを聞かれ、「正直、こんなに早く首にかけてもらえると思ってなかったので、セレモニーでメダルをいただけて、より銅メダルの重みを感じました」と話した。

初の五輪出場については、「こんな最高のスタートができると思っていなかったので、すごくうれしいです」。そして、「今日こうして私が楽しんでいる姿を見て、誰かがスキージャンプに興味をもってくれたり、楽しんでいる姿を見せられたらいいなと思って飛びました」と話した。

他の日本勢は、高梨沙羅が13位、勢藤優花は14位、伊藤有希は17位だった。