ロンドン証取の妨害を計画した6人を逮捕 英タブロイド紙が情報提供

A man walks down a corridor at the London Stock Exchange

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イギリスで14日、ロンドン証券取引所の営業妨害を計画したとして、6人が逮捕された。

ロンドン警視庁は、イギリス拠点の抗議団体「パレスチナ・アクション」の活動家らが、15日の証券取引を妨害しようとしているとの情報があったと説明。活動家たちは取引開始を阻止するため、証券取引所の建物に対する「ロックオン」を計画していたとみている。

ロックオンとは、抗議者が鎖や手錠などで自らを抗議する場所にくくり付け、その場を離れられないようにする抗議活動。

逮捕はロンドンやリヴァプール、ブライトンなどで行われた。6人は現在も勾留されている。

ロンドン警視庁は、「1週間にわたりさまざまな活動が計画されており、(ロンドン証取への妨害は)その一環だった可能性があるという指摘に、留意している」と述べた。また、他の警察とも連携し、他の類似事案に対処できるようにしているという。

警察によると、今回の逮捕はタブロイド紙「デイリー・エクスプレス」からの情報で実現した。

シャーン・トーマス警視は、「重要な逮捕だ。このグループは、もし成功していれば深刻な結果をもたらした妨害活動に向けて、準備していたと、我々は考えている」と話した。

リヴァプールでは現地のマージーサイド警察が14日、犯罪共謀の疑いで31歳の男を逮捕した。また、ロンドンやリヴァプール、ブライトン出身の女性3人と男性2人も、同様の容疑で逮捕された。

ロンドン警視庁のトーマス警視は、「取材で得た情報を進んで提供してくれたエクスプレス紙に感謝する」と述べた。

「この情報のおかげで、犯行を阻止することができた。資料を渡されたのは5日の午後で、行動する時間は限られていた」

また、ロンドン警視庁の公安捜査チームとマージーサイドの同僚たちの「断固たる努力」のおかげで、「この計画に関与したと思われる人物を特定し、居場所を突き止め、逮捕することができた」と語った。

「パレスチナ・アクション」は団体ウエブサイトで、イギリス国内におけるイスラエルの武器取引に反対し、「直接的な行動」を取ると表明している。