女性の大学教育停止に抗議、カブールで女性5人逮捕 「ひどく殴られた」と抗議者

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アフガニスタンで実権を握る武装勢力タリバンは22日、首都カブールで女性の大学教育停止に反対する抗議行動に参加していた女性5人を逮捕した。
ほかにジャーナリスト3人も逮捕された。こうした抗議は、タカール州でも行われた模様。
22日にソーシャルメディアで共有された動画では、ヒジャブを着けた20人数人のアフガニスタン人女性が横断幕を掲げ、スローガンを叫びながらカブール市内の通りを行進している様子が確認できる。
この集団は当初、イラン最大デ最も権威のある教育機関のカブール大学前に集まる予定だった。しかし、当局が大勢の警備員を配置したため場所を変更した。

抗議行動に参加した複数の女性は、タリバンの女性警官に殴られたり逮捕されたりしたとBBCに語った。
抗議者の1人はBBCに対し、「ひどく殴られた」がなんとか身柄拘束を免れたとした。
「私たちの集団の中に、あまりに多くのタリバンの女性メンバーが入り込んでいた」と、この女性は匿名を条件に話した。
「一部の女の子が殴られた。逮捕された女の子もいた。私も連行されそうになったけれど、なんとか逃げられた。それでも、ひどく殴られた」
別の抗議者によると、その後2人が釈放されたが、数人が拘束されたままだという。
一部の男性たちは、抗議者たちと連帯して市民的不服従行為で応えた。公立や私立の男性大学教授約50人が辞職したほか、一部の男子学生は試験を拒否したと伝えられている。
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女性の大学教育停止
タリバンの高等教育省は20日、大学での女性への教育を停止するとの通知を出した。この措置は即座に実施され、公立および私立の大学は女性の出席を禁止するよう命じられた。
翌21日には、大学へ入ろうとした数百人の女子学生が警備員に阻まれた。
昨年8月にアフガニスタンを掌握して以降、タリバンは女性の教育を制限してきた。
すでにほとんどの中等教育から女性が排除されている中、今回新たな政策が追加された。
「ドレスコードに従わなかった」
高等教育省は学者が大学のカリキュラムと環境を評価し、「適切な環境」が提供されるようになるまで女性の授業への出席は停止されると説明した。
その後、ネダ・モハマド・ナディーム高等教育相は国営テレビで、服装規定に従わなかった女性たちは大学への入構が禁止されたと述べた。
「まるで結婚式に行くような服装をしていた」と、ナディーム氏は述べた。

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タリバンは復権後、女性の権利と自由を後退させ続けてきた。
3カ月前にはアフガニスタン全土で、多くの女性が大学入試を受けた。
ただ、選べる分野は限定され、獣医学や工学、経済学、農業の選考が禁止されるほか、ジャーナリズムは厳しく制限された。
女子学生は女性の教授か、高齢の男性教授からしか授業が受けられなくなった。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)によると、アメリカの介入によって旧タリバン政権が倒された後の2001年から2018年にかけて、高等教育における女性の参加率は20倍に増えていた。









