米少女、TikTokで拡散の手信号で助け求める 行方不明から2日後に救出

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アメリカで行方不明になっていた少女(16)が、動画共有アプリTikTokで拡散された手信号を使って自らが危険な状況に置かれていることを伝え、救出された。
少女をめぐっては2日朝、ノースカロライナ州で行方不明になったと、両親から通報があった。その2日後、ケンタッキー州で車の中にいたところを発見された。
捜査当局などによると、少女が通過車両の運転者に向けて特別なジェスチャーを見せたことが、発見につながった。ジェスチャーは片手の手のひらを見せた後、親指を折ってから、残りの指で親指を覆うようにして拳を握るというものだった。
支援団体「カナダ女性財団」によると、このジェスチャーは「助けを求める合図」と呼ばれる。新型コロナウイルスのパンデミック初期の2020年、家庭内暴力が増えていることを背景に、ソーシャルメディアで広がった。
家庭内暴力の被害者が、言葉を使わずに助けを求めるためのシグナルとして考案されたものだった。

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同保安官事務所の声明によると、車を運転していた人から、「家庭内暴力に遭っていて助けが必要なことを知らせる、TikTokで知られている手信号を見せていた車内の女性」を見たと通報があった。
通報者は少女について「困っているように見えた」とし、年配男性が運転する車に乗っていたと述べたという。
ローレル郡保安官事務所は事件に絡み、ノースカロライナ州チェロキー在住のジェイムズ・ハーバート・ブリック容疑者(61)を4日午後に逮捕したと、フェイスブックに投稿した。ケンタッキー州の高速道路付近を車で移動中だったという。
少女は保護された後、ノースカロライナ、テネシー、ケンタッキー、オハイオの各州を移動してきたと当局に話したとされる。
少女が見せたというジェスチャーは、下の動画で使い方の一例が紹介されている。
イギリスではこうした動画が、サラ・エヴァラードさん殺害事件の後に大きな注目を集めた。ロンドンで帰宅途中の女性が襲われた同事件では、女性の安全をめぐる議論が沸き起こった。









