「ゴルゴ13」の作者さいとう・たかをさん、84歳で死去

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単行本の発行巻数で世界最多記録を持つ漫画「ゴルゴ13」を生み出した、漫画家さいとう・たかをさんが24日、すい臓がんのため死去した。84歳だった。小学館が明らかにした。
「ゴルゴ13」はプロの暗殺者の物語。1968年に連載が始まり、のちにゲームや映画にもなった。
今年7月には単行本の201巻が発行され、ギネス世界記録の「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」のカテゴリーで新記録を作った。
理容師をしながら創作
さいとうさんは1936年、関西地方で生まれた。1955年に理容師として働きながら描いた漫画が、初めて掲載された。
1950年代には、大人向けの写実的な漫画である「劇画」の誕生に貢献した。
1960年代に描いた「台風五郎」が好評となり、拠点を大阪から東京に移動。自らのプロダクションを立ち上げた。
その後、暗殺者「ゴルゴ13」ことデューク東郷が世界各地で「仕事」を遂行する様子を描いた作品が大きな人気を博し、さいとうさんの代表作になった。
2018年には「ゴルゴ13」の連載50年を迎えた。

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「ゴルゴ13」を連載している小学館は、さいとうさんの死後も連載は続く予定だとしている。
さいとうさんは2013年、連載はいつ終わるともわからないとし、最終回の構想はできていると述べていた。
一方で、連載が極めて長く続いているので、「ゴルゴ13」はもはや作者のものではなく、読者のものだと話していた。








