【東京五輪・パラ】 開会式担当の小山田圭吾氏、過去のいじめで辞任

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画像説明, 小山田圭吾氏

東京オリンピック・パラリンピックの開会式で楽曲の作曲を担当することになっていた音楽家の小山田圭吾氏(52)が、学校時代に障害のある同級生らをいじめていたことが問題となり、19日に辞任した。

小山田氏については、過去に雑誌のインタビュー記事で、いじめをしたことを自慢げに語り、まったく後悔していないと述べていたことが最近、表面化した。

小山田氏は謝罪したが、世論の激しい怒りが辞任へと追い込んだ。

東京オリンピックは、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、23日に開幕する。今回の騒動は、大会にとって新たな失態となった。

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「参加は配慮に欠けていた」

小山田氏は「コーネリアス」としての活動で知られる。

19日にはコーネリアスのツイッターで、「この度の東京2020オリンピック・パラリンピック大会における私の楽曲参加につきまして、私がご依頼をお受けしたことは、様々な方々への配慮に欠けていたと痛感しております」と説明。

「関係各所にて調整をさせて頂き、組織委員会の皆様へ辞任の申し出をさせて頂きました」と明らかにした。

大会組織委員会も同日、小山田氏の行為について「断じて許されるものではない」とする声明を発表

「先日、本件についての反省とお詫びを受け入れ、開会式が迫っているなか、(小山田氏に)引き続き準備に努めていただくことを表明」したが、辞意を受け入れるとした。

また、多くの人に「不快な思いをさせ」、「混乱を招いた」として謝罪した。

重要関係者の辞任

大会組織委では、重要な立場の関係者が相次ぎ辞任してきた。

3月には、当時クリエイティヴディレクターだった佐々木宏氏が、開会式でタレントの渡辺直美氏にブタの耳をつけ、「オリンピッグ」と表現する演出を考えていたことが明らかになり、辞任した

佐々木氏はその後、謝罪した。

その前月には森喜朗会長(当時)が、女性はおしゃべりで、「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」などと発言したとされ、「不適切」だと非難された。

元首相の森氏は後日、辞任へと追い込まれた