アフガニスタンでジャーナリスト暗殺相次ぐ

Malala Maiwand

画像提供, Presidential Palace

画像説明, ジャーナリストであり、活動家でもあったマララ・マイワンドさん

アフガニスタンで10日、車で移動中の女性ジャーナリストが襲撃され、運転手と共に射殺された。同国ではこのところ、ジャーナリストや活動家の暗殺が相次いでいる。

エニカスTV・ラジオでジャーナリストとして働いていたマララ・マイワンドさんはこの日、ジャララバードに仕事で出かける途中に、銃撃された。運転手のモハンマド・タヒルさんも亡くなった。

現在、犯行声明は出ていない。現地の政府報道官は、犯人は逃亡したと話している。

北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)は先に、アフガニスタンでのジャーナリスト暗殺を非難する声明を出したばかりだった。

マイワンドさんは公民権運動の活動家でもあり、女性がこの国でジャーナリストとして働く苦難について語っていた。

ロイター通信によると、同じく活動家だったマイワンドさんの母親も5年前、何者かに銃で殺害された。

Maiwand's coffin is carried to her grave on Thursday
画像説明, マララ・マイワンドさんの葬儀

イギリスのアリソン・ブレイク駐アフガニスタン大使はツイッターで、「ジャーナリストのマララ・マイワンドさんと運転手の死について哀悼の意を表するとともに、この殺人事件を非難する」と述べ、マイワンドさん殺害を捜査すべきだと訴えた。

「我々は報道の自由を守るために団結しなくてはならない、彼らの死は捜査され、殺人犯は法の下に裁かれなければならない」

国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)も、マイワンドさんが「国際人権デーに殺されたことは特にショッキングな出来事だ」と暗殺を非難した

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アフガニスタンではこのところ、ジャーナリストや活動家、政治家が標的になる事件が相次いでいる。

元テレビ司会者のヤマ・シアワシュさんは11月、首都カブールの自宅近くで、車に仕掛けられた爆弾で殺害された。南部ラシュカル・ガーでも、ラジオ・リバティーのアリヤス・ダイー記者が自動車爆弾で殺された。

また、映画監督のサバ・サハルさんはカブールで銃撃されたが、一命を取り留めている。サハルさんはアフガニスタンで最初に映画監督となった女性の1人。

同国で報道機関を支援する団体NAIは声明で、「女性ジャーナリストが活躍できる場所は狭まっており、これまでのような活動はできなくなってしまっているかもしれない」と述べている。

アフガニスタン政府と反政府組織タリバンは現在、カタールの首都ドーハで和平交渉を進めている。