アメリカの新型コロナウイルス感染者、300万人超す=米大学集計

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米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると(日本時間9日午前現在)、アメリカで新型コロナウイルスの感染が確認された人数は300万人を超えた。アメリカの死者数は13万2000人を超えた。6月にトランプ氏が支持者集会を開いたオクラホマ州タルサでも、感染者が急増している。
アメリカの日別の新規感染者については7日に新たに6万人が確認され、7月2日に5万5220人だった日別記録を更新した。
こうして感染者が急増するなか、米政府は学校などの再開を推進している。
ホワイトハウスの新型ウイルス対策班を主導するマイク・ペンス副大統領は、感染者増加のカーブは平らになりつつあるとして、学校など様々な活動に関する規制を「あまり厳しく」するべきではないと述べた。
ドナルド・トランプ米大統領は7日、新型ウイルスのパンデミック(世界的流行)に関してアメリカは「良い状態」にあると述べた。
7日にはカリフォルニア州とテキサス州が共に、1日で1万人超の新規感染者を報告した。
アメリカ政府の新型ウイルス対策を助言してきた、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長のアンソニー・ファウチ博士は、アメリカはまだ感染拡大の「第一波」の渦中にまだ「深く浸かっている」と苦言した。
政府は学校再開を推進
教育省で記者団を前にしたペンス副大統領は、政権のパンデミック対策の効果を強調した。
「大切な人を亡くして悲しむ人と共に悲しみつつ、アメリカ国民の努力のおかげで、国中の医療従事者の素晴らしい働きのおかげで、平均致死率は今も低く安定して推移していることを励みにすることができる」と、副大統領は着けていたマスクを外してから発言した。

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ペンス副大統領は、米疾病対策センター(CDC)が近く、学校再開について新しいガイドラインを発表すると述べた。CDCがすでに示していた指針について、トランプ大統領は「とても厳しいし費用がかかりすぎる」と批判し、秋に再開しない学校への補助金を打ち切ると発言している。
アメリカで通常、新学年は8月か9月初めに始まる。
CDCガイドラインは、生徒と職員が全員顔を覆い、必要ならば自宅に留まるよう助言している。さらにCDCは、学校はシフト制の時間割を導入し、生徒の席と席の間に十分な間隔をとり、共有スペースをなくすよう提案している。




トランプ氏集会の後にタルサで急増
AP通信によると、オクラホマ州タルサ市の保健当局は、トランプ大統領が6月20日に市内で支持者集会を開いたことと、それに抗議するデモが相次いだことが、タルサでの感染者急増に「おそらく貢献した」と話している。
「この数日で500人近い新しい感染者が確認された。ちょうど2週間前に複数の大規模な集会が市内であっただけに、我々としては単に点と点とつなげるだけだ」と、タルサ市郡保健局長のブルース・ダート医師は述べた。
トランプ陣営はコメントしていない。









