ジョンソン英首相、ICUで2日目の夜 容体は「安定」

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新型コロナウイルスの症状で入院中のボリス・ジョンソン英首相は、7日の夜も集中治療室(ICU)で過ごした。
BBCのテレビ番組に出演したエドワード・アーガー保健次官は8日、ジョンソン首相の容体は「安定し、本人も調子が良い」と述べた。
ジョンソン首相は3月末にCOVID-19を発症。5日からロンドンのセント・トマス病院に検査入院し、6日夜からICUに入っている。
首相官邸は、首相は引き続き「慎重に症状を観察」されていると発表。
一方で首相官邸は、ロックダウン(都市封鎖)を緩和するかどうかの検討を、予定していた13日には行わない方針を明らかにした。
イギリス政府は当初、3週間ごとにこの対策を検討するとしていた。
アーガー氏はこれについて、「我々が決定を下すのに十分な」科学的根拠が出ていないと説明した。
「(流行の)ピークを超えて初めて、変更を加えられる。そのピークがいつになるかを見極めるのは時期尚早だ」
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首相代理を務めているドミニク・ラーブ外相は7日の定例記者会見で、ジョンソン首相は「戦士」だと述べ、COVID-19から回復すると「自信を持って言える」と話した。
ラーブ外相によると、ジョンソン氏は酸素供給を受けているが、人工呼吸や非侵襲性の呼吸支援設備などは使っていないという。
首相の容体については、エリザベス女王も定期的に連絡を受けている。女王や王族からは、ジョンソン氏の家族や妊娠中のパートナー、キャリー・シモンズさんにお見舞いのメッセージが届けられた。
ロックダウン継続へ
イギリスでは3月23日にロックダウンが施行された。2人以上の集会や、必需品以外の店舗の営業などが禁じられ、市民は自宅にとどまっている。
ジョンソン首相は当初、ロックダウンは3週間を予定しており、その期限が4月13日だった。
しかし首相官邸は7日、13日以降もロックダウンを継続する意向を示した。
アーガー保健次官は8日朝にBBCの番組で、「我々はまず、感染者数などの数字が下がることを確認しなくてはいけない」と発言。
「その時になって初めて、ロックダウンの持続期間が終わった、もうすぐ終わるという感覚が得られる。しかし、まだそこには至っていないし、いつまでかかるかも分かっていない」
その上で、「イースターの週末がどんなに良い天気でも」家にとどまるよう人々に呼びかけた。
ラーブ外相も7日の会見で、ロックダウンの決定については、「内閣の総意で決まるもので、これは以前と変わらない」と説明。
一方で、ジョンソン首相からは「必要な時は常に」首相代理を務めるよう言われており、これには新型ウイルス対策会議の開催も含まれると話した。


ナイチンゲール病院が患者受け入れ
こうした中、ロンドンの大型展示場に設置された新型ウイルス患者向けの仮設病院「ナイチンゲール病院」に、最初の患者が入院した。
ナインゲール病院は4000床の病床を確保し、設置の発表から2週間で患者を受け入れた。しかし国民保健サービス(NHS)の報道官は、ロンドンの他の病院も、受け入れられる患者数にはまだ余裕があると強調している。
現在、イギリスの地方都市でも同様の仮設病院の設置が進められている。

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保健省の発表によると7日午前9時現在、イギリスでは21万3181人が新型ウイルスの検査を受け、うち5万5242人が陽性だった。
死者はこの日、新たに786人増え、全体で6159人に上っている。
しかし、政府の首席科学顧問、サー・パトリック・ヴァランスは会見で、国内の感染者数の推移は「正しい方向に進むだろう」と話し、「これから新たな感染者数が横ばいになる可能性がある」との見方を示した。


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