イランがゴラン高原にロケット弾発射 イスラエル入植地

画像提供, Reuters
イスラエル軍は10日未明、シリア・ゴラン高原にあるイスラエル入植地にイラン革命防衛隊がロケット弾20発を撃ち込んだと発表した。一部は撃墜したという。この攻撃による死者は出なかった。
イスラエルは今週に入り、この地域でイラン軍による「異常な行動」が認められたとしていた。
この攻撃を受け、ゴラン高原に駐屯しているイスラエル軍は厳戒態勢を敷き、市民には避難するよう求めた。
イスラエル国防軍(IDF)は声明で、この事件を「非常に深刻に受け止め、引き続きあらゆるシナリオに備える」としている。
軍のヨナタン・コンリカス報道官は、イスラエルは報復攻撃を行ったと述べたが、詳細は明かさなかった。
シリアの国営シリア・アラブ通信(サナ通信)は、イスラエルからのミサイルを防空システムによって撃墜したと伝えている。

画像提供, AFP
シリアでは8日にも、イスラエルが首都ダマスカス南部にある軍事拠点を空爆したと報じられた。
サナ通信によると、ダマスカス南部のキスワ地区で、シリア軍の防空部隊がイスラエルのミサイル2基を打ち落とした。爆発によって、市民2人が死亡したという。
しかし、英国拠点のNGO「シリア人権監視団」は、標的は軍の倉庫だったと指摘。親アサド政権の戦闘員15人が死亡したと伝えている。
イスラエルは一連の情報についてコメントしていない。ただし、イスラエル政府は、シリアにおいてイランが軍力を「強化」しようとするのを断固として阻止すると強調している。
イランはシリアと同盟関係にあり、兵士数百人を駐屯させている。
さらに、イランが訓練し、武器と資金を提供する戦闘員が、シリア軍と共に戦っている。こうした戦闘員の大半はレバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」のほか、イラク、アフガニスタン、イエメンなどから集められている。








