タージ・マハルの尖塔が倒壊 嵐で

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世界遺産にも登録されているインド北部アグラの霊廟タージ・マハルの門に設置されているミナレット(尖塔)2塔が、嵐によって倒壊した。
当局によると、高さ4メートルのミナレットはそれぞれ別の門に設置されていたが、風速130キロメートルの暴風によって倒された。一方、霊廟本体を囲むより高いミナレット4塔は無事だった。
17世紀に建設されたタージ・マハルには1日1万2000人の観光客が訪れ、世界でも有数の観光地となっている。
壊れたミナレットのうち1塔は、観光客がこの遺跡で最初に目にする大楼門に設置されていたもの。もう1塔は南側の門の上にあった。
当局は、損傷部分の修復が既に始まっているとしている。

画像提供, Aqeel Siddiqui

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タージ・マハルは、ムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンが王妃ムムターズ・マハルを追悼するために建設された。複雑な作りの白大理石のドームとミナレットは内部が宝石や彫刻で彩られ、インドにおけるムガル芸術の最高峰といわれている。
しかし、近年は汚染や建設工事の影響などで損傷を受けている。
インド国内の遺跡を管理するインド考古調査局は今年1月、アグラの汚染レベルの上昇によって、タージ・マハルはその輝きや建築物を失う危険性があると警告している。

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