キャセイ航空乗務員、北朝鮮ミサイルを目撃と 大気圏再突入時か

画像提供, AFP/KCNA
香港を拠点とするキャセイパシフィック航空は4日、北朝鮮が11月29日未明に発射したミサイルを、日本上空飛行中の乗務員が目撃した可能性があると明らかにした。大気圏再突入時ではないかと思われる様子を目撃したと、BBCに話した。
北朝鮮は11月29日、米本土全域に到達可能な新型大陸間弾道ミサイル「火星15」を打ち上げたと発表した。日本海に落下したが、北朝鮮のミサイルとしては過去最高の高度に到達したとされる。
香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、キャセイパシフィック航空のオペレーション管理部長がスタッフにあてて、「本日CX893便のクルーが、『我々の現在位置の近くで北朝鮮のミサイルが爆発しバラバラになるのを目撃した』と連絡してきた」と伝えた。
ほかにも、ソウル発米国行きの大韓航空機2機の乗務員が、ミサイルを目撃したという。
キャセイパシフィック航空は今のところ、航路変更の予定はないと話している。
他の国と異なり、北朝鮮は通常、ミサイル発射実験を事前に発表しない。このため、民間航空機に危険をもたらす恐れがある。
ただし北朝鮮政府は国際民間航空データを把握しているため、発射前に民間機の航路を確認することはできる。
ミサイルが民間機に当たる可能性はきわめて低いが、航空各社は航路設定にあたって北朝鮮情勢を考慮に入れている。今年夏には、北朝鮮が7月末に発射したミサイルが日本海に着水する数分前に、エールフランスの航空機がその付近を飛行していたことが明らかになったため、同航空は8月初め、北朝鮮周辺の飛行禁止区域を拡大した。








