天皇退位の特例法が成立 200年ぶりの生前退位へ

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天皇陛下の退位を一代限りで認める特例法が9日、参院本会議で可決され、成立した。日本の天皇が生前退位するのは約200年ぶりのことになる。
現在83歳の天皇陛下は、昨年夏に公表されたビデオメッセージで、高齢になられたことや「身体の衰え」を挙げ、公務を続けることが「難しくなるのではないかと案じている」と述べられていた。
しかし、現在の皇室典範には生前退位に関する規定がない。
特例法の成立を受け、政府は退位の準備作業に取り掛かる。皇太子さまへの譲位は2018年末になるとみられている。
天皇陛下は2003年に前立腺がん、12年に心臓手術を受けられた。1989年に昭和天皇の崩御を受けて皇位に就かれた。
憲法は天皇の政治関与を禁じており、退位の意向を明確に述べることは憲法に関する発言と受け止められるためできない。
特例法に基づき、天皇陛下の退位と同時に現在57歳の皇太子さまが即位する。
退位の時期について特例法は、公布日から3年を超えない範囲で政令で定めるとしている。

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