カナダのモスクで銃撃、6人死亡8人負傷

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カナダ東部ケベック州のケベックシティーにあるモスク(イスラム教礼拝所)で29日、銃撃があった。警察によると、6人が死亡、8人が負傷した。
警察は現場で容疑者一人を逮捕、現場近くでもう一人を逮捕した。警察は逃亡中の容疑者はいないとみている。事件当時、モスクには夕方の祈祷のため50人以上が集まっていた。
カナダ当局は、今回の事件をテロ攻撃として扱っている。
ジャスティン・トルドー首相は声明を出し、「ムスリム(イスラム教徒)が礼拝所また安全な場所として集まる場所に対する、このようなテロ攻撃を強く非難する」と述べた。
「ムスリムのカナダ人は我が国の重要な一部を成しており、このような無分別な行為は我々の国、都市、そして地域社会では許容されない」
これに先立ち、ある目撃者はロイター通信に対し、実行犯は3人いたかもしれないと語っていた。ロイターは「重装備の戦闘部隊」がモスクに押し入る様子が目撃されたと伝えた。
モスクはサント・フォイ通りに面しており、ケベック・イスラム文化センターが運営する2つのモスクのうちのひとつ。

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モスクのモハメド・ヤンギ所長は、銃撃はモスク内で男性が過ごす場所で起きたと語った。ヤンギ所長は襲撃時にはモスクにいなかった。
ヤンギ氏は「なぜここで起きたのか。野蛮だ」と話した。
昨年6月には、同じモスクの前に「贈り物用に包装された」豚肉が玄関前に置かれるという事件があった。豚肉には「ボナペティ(召し上がれ)」と書かれたカードが添えられていた。イスラム教徒は豚肉を食べることを禁忌としている。

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ケベック州のフィリップ・クイヤール首相は、「野蛮な暴力」を断じて認めないとし、同州に住むイスラム教徒たちとの連帯を表明した。
ツイッターで、「カナダ国民は今晩、ケベックシティーのモスクに対する卑怯な攻撃の犠牲者を悼んでいる。犠牲者と遺族にお悔やみを申し上げる」とコメントした。





