EU離脱の国民投票もあり得る オーストリア大統領選候補

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オーストリアの極右政党、自由党に所属するノルベルト・ホーファー議員は23日、欧州連合(EU)で英国離脱後に中央集権が強まれば、オーストリアでも離脱を問う国民投票を実施するよう訴えると述べた。同氏は来月4日にやり直し投票が予定されている大統領選挙の有力候補。
ホーファー氏はBBCの取材に対し、28カ国が加盟するEUはオーストリアにとって重要だとした上で、「より良い欧州連合」を望んでいると述べた。
今年5月にオーストリアで実施された大統領選では、開票手続に不備があったという理由で憲法裁判所が結果を無効と判断。異例のやり直しが決まった。世論調査では、ホーファー氏と対立候補のアレクザンデル・ファン・デア・ベレン氏の支持率はほぼ拮抗している。
ホーファー氏が勝利した場合、欧州で唯一の極右政党出身の元首が誕生する。
5月の選挙では当初、3万863票差で緑の党の元党首、ファン・デア・ベレン氏が勝利したとされていた。しかし自由党は、全国117区のうち94区で郵送票の取扱いに不正があったと訴え、裁判所が受理した。
オーストリアの大統領はもっぱら儀礼的な役割を担うが、国民議会(下院)の解散権があり、総選挙を実施させることができる。
ホーファー氏はBBCに対し、自分が指導者になるのを恐れる必要はないと述べた。しかし、国内のイスラム教徒は国の一部だとしながらも、「我々の価値観にイスラム教は含まれない」と語った。
ホーファー氏はさらに、同氏に投票することは、「オーイグジット」(Oexit=オーストリアのEU離脱)への賛成を意味しないと主張した。
しかし、同氏の立場を変えさせる可能性がある二つの問題があると指摘。一つはトルコのEU加盟だという。トルコ加盟に向けた交渉は行われているものの、実現する見通しは立っていない。
二つ目は、英国の離脱にEUがどのような反応をするのかだという。ホーファー氏は、「もし、ブレグジット(英国のEU離脱)への反応が、各国の議会の力がそがれた、欧州連合が国家のように統治する中央集権的なものになるとすれば、その場合は、オーストリアで国民投票をしなくてはならない。憲法修正に相当するからだ」と述べた。

<オーストリア大統領選 2候補のプロフィール>
○ノルベルト・ホーファー氏

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・45歳
・元航空技師
・極右政党の自由党に所属
・トランプ氏について:「ファンではないが、ロシアとの関係改善を大いに期待している」
・ドイツ政府の移民に対する門戸開放政策について:「管理ができていないと思う。EU全体だけでなく、オーストリアと納税者に巨大な負担をかけた大きな過ちだ」
○アレクザンデル・ファン・デア・ベレン氏

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・72歳
・元経済学教授
・元緑の党党首
・トランプ氏について:「彼の選挙手法や性差別的な攻撃は容認できない。懸念を呼んだ主張内容については、数カ月の時間の猶予を与えるべきだろう」
・移民について:「リベラルで国際的なオーストリアが望ましい。旧来の国境をなくすことには、私は反対だ」











