「撃墜もあり得た」 ロシア軍機接近でケリー米国務長官
バルト海の公海上に展開していた米海軍の駆逐艦にロシアの戦闘爆撃機が異常接近したことについて、ケリー米国務長官は14日、「無謀かつ挑発的で、危険だ」と非難し、「撃墜もあり得た」と述べた。
米欧州軍は13日、ロシアのSu-24戦闘機が11日と12日に米駆逐艦ドナルド・クックに10回以上、異常接近を繰り返したと発表した。
一方でロシア国防省は、戦闘機が駆逐艦を観察した後、「すべての安全策を守って、向きを変えて離れた」としている。
ケリー長官は、米紙マイアミ・ヘラルドとテレビ局CNNエスパニョルの共同インタビューに応じ、「このような行為を強く非難する」と述べ、ロシア政府に抗議したことを明らかにした。
ケリー長官は、「無謀で挑発的で、危険だ。そして交戦規則に基づけば、撃墜もあり得た」と語った。さらに、米国が「公海上で脅しにおびえることはない」と述べた。
北大西洋条約機構(NATO)のガイドラインによると、個々の加盟国は交戦規則で「挑発的だとされる行為」を明示することが求められている。さらに、交戦規則の適用には、「あらゆる階層の指揮官による相当な判断を要する」としている。
ケリー長官は、米海軍が接近したロシア軍機を攻撃しなかった理由については説明しなかった。

画像提供, US Navy

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