【写真で見る】 2026年を迎えた各地の様子 花火と黙祷

たくさんの打ち上げ花火で赤くなった夜空を背景に、時計の面が白く光る「ビッグベン」をはじめウェストミンスター宮殿(イギリス議会議事堂)の塔が黒いシルエットになっている

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画像説明, イギリスは、花火と「ビッグベン」の鐘の音で新年を迎えた(1日、ロンドン)

世界各国が次々と2026年を迎えた。

世界で最初に2026年になったのは、太平洋の諸島国家キリバスのキリスィマスィ島。観光客の一人は、「人工衛星もなく、人間の気配もなく、完全な暗闇と無数のカニがいるビーチ」で新年を迎えたのだと話した。

その1時間後にはニュージーランドのオークランドが2026年になり、花火で祝った。

アジアや欧州の各地も次々と続き、各地で花火が上がった。

イギリスでは、ロンドンでウェストミンスター宮殿(議会議事堂)の「ビッグベン」の鐘や大量の花火と共に、新年を迎え入れた。スコットランド・エディンバラではエディンバラ城の上を花火が彩った。

夜空を背に、細長いタワーのてっぺんから青白い花火が噴き出している。周囲のビルにも明かりがついている

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画像説明, オークランドのスカイタワーから花火が上がり、新年を祝った
ライトアップされたロンドン・アイや花火の水色やピンクの光が、テムズ川の暗い水面に反射している

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画像説明, ロンドンではテムズ川に面した観覧車「ロンドン・アイ」も周りでも花火が上がった
紫にライトアップされた白の上、真っ暗な夜空に白い打ち上げ花火が広がっている

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画像説明, スコットランドではエディンバラ城の上に花火が上がった

イギリスの9時間前には日本が新年を迎えた。東京都庁にプロジェクションマッピングで新年を祝う文字が映し出された。

明治神宮など各地の神社仏閣にも、大勢が集まり祈った。

「Happy New Year Tokyo 2026」と映し出された東京都庁。右にはピンクや青の花火が上がり、白いスモークが上っている

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緑に囲まれた神社の門に「南神門」と書かれ、白いビニールシートが敷かれた賽銭(さいせん)入れの前に大勢が集まっている。上にしめ縄がかけられている。

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画像説明, 東京の明治神宮には参拝客が次々と訪れた
木々に囲まれた大きい鳥居を、次々と参拝客がくぐっている

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画像説明, 元日に明治神宮を訪れる人々

シドニーでは黙祷も

オーストラリア・シドニーでは観光名所のボンダイ・ビーチで昨年12月14日に15人が殺害された襲撃事件の記憶も新しく、毎年恒例の華やかな花火イベントの前には、シドニー港に集まった人たちが午後11時に1分間の黙祷(もくとう)をささげた。多くの人が、スマートホンの機能を使うなどして光を掲げ、犠牲者を追悼した。

ハーバーブリッジの橋脚には、「平和 連帯」と言う文字や、ユダヤ教の儀式で使われる燭台(メノーラ)が投影された。ボンダイ・ビーチの事件は、ユダヤ教の祝祭イベントを狙ったものとされている。

ライトアップされた石の橋脚に、紺の文字でPEACE UNITYと投影され、その上には黒い線で一筆書きのように鳩の絵が映し出されている

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画像説明, 新年のカウントダウンを前に、ハーバーブリッジの橋脚には「平和 連帯」の文字と鳩の絵が投影された
ライトアップされた石の橋脚に、紺色の線で描かれた、7本の枝が丸く並ぶ燭台が投影されている

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画像説明, ユダヤ教の儀式で使う燭台(メノーラ)が橋脚に投影された
暗い夜空を背に、大勢がスマートフォンの懐中電灯機能を使い、白い光を掲げている。

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画像説明, シドニー湾に面した観光名所ミセス・マッコーリーズ・ポイントでは、事件の犠牲者を追悼し、大勢が光を掲げた
シドニー・ハーバーブリッジやオペラハウスなどの観光名所の上、夜空を背に、色とりどりの花火が上がっている

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画像説明, シドニー湾では新年を祝う花火も打ち上げられた

世界各地の新年

そのほか、アジアからアフリカ、欧州、アメリカへと、新年を祝う行事が続いた。

ソウルでは、韓国で最も高い建物ロッテワールドタワーからレーザー光線が夜空を彩った。ソウルの観光名所、普信閣では、アーティストが新年のカウントダウン中にパフォーマンスを披露した。

高層ビルから青、緑、赤のレーザー光線が放たれ、夜空を彩っている

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赤く塗られた大きい鐘楼の柱が2本立っている間で、赤く大きな口が特徴的なお面を被った演者たちが輪になり、赤い紐を巻いた両腕を突き出し、両手で何かをつかむような仕草をしている。

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北京郊外では、万里の長城の関所の一つである居庸関がライトアップされた。

石の壁に金色やピンク、青などの帯のような模様が投影され、前の広場に大勢が集まっている

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画像説明, ライトアップされた、万里の長城の関所「居庸関」
ピンクのライトで飾られた高層ビル群の上に、オレンジ、紫、緑、黄色などの花火が夜空にたくさん打ち上げられている

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画像説明, シンガポールでは、マリーナベイ・ウォーターフロントの上空に色とりどりの花火が上がった
低い建物や電信柱、電線が手前に写り、その奥で高層ビル群が黄色く縁取られ、紅白の花火が上がっている

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画像説明, マニラでは金融街マカティの高層ビルが黄色いライトで縁取られ、その上に紅白の花火が上がった
暗いビル群の間を流れる川の上で、オレンジと黄色の花火が上がっている。川の上に並ぶ船は緑や紫、青などにライトアップされている

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画像説明, バンコクではチャオプラヤー川で花火が上がった

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイでは、世界一高いビルのブルジュ・ハリファから花火が打ち上げられ、光の演出、音楽、ジェット水流によるパフォーマンスが続いた。

青くライトアップされた高層ビルの周りで、金色の花火の光と白い煙が、夜空に浮かび上がっている。手前では、少し離れた場所に大勢が集まり、光景を見上げている

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画像説明, ライトアップされたブルジュ・ハリファの花火を、大勢がスマートフォンを手に見上げた
高層ビルのシルエットの横に、赤い太陽が上がり、空を茜色に染めている

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画像説明, パキスタン・カラチの初日の出。高層ビルは、バーリア・アイコン・タワー
渋滞する道路の向こうで、ピンクにライトアップされた高層ビルから花火が上がっている。道路では車から降りた人たちがそれを見上げている。

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画像説明, ケニア・ナイロビでは、UAPオールドミューチュアルタワーから花火が打ち上げられるのを、渋滞する道路から大勢が見上げた
四頭建ての馬車の彫刻が載った門が紫に照らされ、その上にピンクのスモークと金色の花火が上がっている

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画像説明, ベルリンではブランデンブルク門がライトアップされ、花火が上がった
大通りの左右の街路樹が光で飾られ、中央奥の凱旋門は金色にライトアップされている。その上で金色の花火が夜空を彩っている

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画像説明, パリのシャンゼリゼ通りも華やかに新年を迎え入れた
「2026 Happy New Year」と書かれた電光掲示板の周りに、色とりどりの紙吹雪が飛び交っている

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画像説明, ニューヨークのタイムズ・スクエアには新年を祝う大量の紙吹雪が舞った
レンガ造りの建物の中で、黒いコートを着たマムダニ新市長が右手を上げて宣誓している。

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画像説明, 昨年11月の選挙で初当選したゾーラン・マムダニ氏が、新年と共にニューヨーク市長に宣誓就任した。新市長が左手を添えている2冊のコーランを持っているのは、妻ラマ・ドゥワジ氏。宣誓を司式するのは、レティシア・ジェイムズ州司法長官。場所は、今は使われていない旧市役所地下鉄駅(1日、ニューヨーク)
ライトアップされた連邦議会議事堂のドーム屋根、ろうそくの映像が投影されたワシントン記念塔、ライトアップされたリンカーン記念堂の上に金色の花火が打ち上げられている

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画像説明, 米首都ワシントンでは、ワシントン記念塔に建国250年を祝うろうそくのイメージが投影された
金色の天井の下、金色の祭壇にローマ教皇レオ14世が立ち、ミサを司式している。その前に白衣の聖職者が大勢座っている

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画像説明, ローマ教皇庁の聖ペトロ大聖堂では新年のミサが行われた

大みそかに様々な行事

世界の他の地域では大みそかに、様々な形で新年に備える人たちがいた。

フランス南部ル・キャプ・ダグドのヌーディストビーチでは、服を着た人も着ていない人も、新年を祝う伝統的な海水浴に参加した。

サンタの帽子をかぶり水着を着た男女が海を背に笑顔で記念撮影している

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デンマークのコペンハーゲンでは、イスランズブリュッゲ地区の運河沿いの公共プールで、新年の到来を祝う恒例の寒中水泳が行われた。

長方形の屋外プールに、水着姿の大勢が飛び込んでいる

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オランダのオンメンでは、地元住民が毎年恒例のカーバイド撃ちの行事を見守った。これは、ミルク缶に炭化カルシウム(カーバイド)を入れて、大きな音を立てて発射するという伝統行事。

柵で囲まれた地面に、青い円筒5本が斜め上を向いて並び、金属製の開口部から青とオレンジの炎に包まれた球体の弾丸のようなものが飛び出している。柵の向こうで大勢がそれを眺めている

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画像説明, オランダ東部オンメンでは伝統のカーバイド撃ちが大みそかに行われた
青い筒からオレンジ色の炎に包まれて弾丸が飛び出る様子を、家族連れが柵の向こうから見ている。小さい子供2人はオレンジ色のヘッドホンで耳を覆っている

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大阪の住吉大社では、伝統的な装束をつけた神楽女の行列が参拝客の注目を集めた。

鏡、松、シラサギの髪飾りをつけ、松やシラサギなどの模様の白衣に緋袴を着た住吉大社の神楽女が4人、長い組みひものついた扇を抱いて、境内を歩いている。参拝客が遠巻きに眺め写真を撮るなどしている

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ポーランド・クラクフではカラフルな服装で旧市街を走る、恒例の大みそかレースが行われた。

赤い消防士の帽子に赤いかつら、赤いホイッスルを口に、赤いショートパンツの人がおもちゃの消火器やハンマーのようなものを持っている。ほかにも消防士のような服装をした人たちや、さまざまなコスプレをした人たちが走っている。背後に王宮ヴァヴェル城が見える

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画像説明, クラクフの大みそかレースの参加者は、さまざまな服装やコスチュームで旧市街を走る
血まみれのミイラ、エジプトのファラオのような金と黒のコスチュームを着た女性と子供、ネズミの衣装でオレンジのかぼちゃのようなカバーをかけたバギーを押している男女など、様々な姿の人たちが笑顔で歩いたり走ったりしているのを、柵の反対側で見守る人たちが応援している

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画像説明, こちらもクラクフの大みそかレースの参加者

インドネシアの大みそかにはバリ・デンパサールで、2025年の太陽を送り、2026年の太陽を迎える行事で、大人も子どもも伝統的なバリ舞踊を披露した。

華やかな金色の頭飾りと衣装をつけた二人が伝統舞踊に参加している

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白いシャツに黒いスカート、赤い帯を腰に巻いた子供たちが、両手を広げ、肘と手首を曲げ、右ひざを曲げるバリ舞踊のポーズをとって並んでいる

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