イスラエルのシリア首都空爆で5人死亡=シリア政府

画像提供, Reuters
シリア軍は19日、首都ダマスカスと周辺がイスラエルによるミサイル攻撃を受け、5人が死亡したと発表した。
シリア当局によると、午前0時22分にダマスカス中心部のカフルスーサ地区などで複数の建物が攻撃され、民間人4人と兵士1人が死亡した。
同地区は人口密集地帯で、厳重に警備された治安当局の施設もある。政府幹部が多く住むものの、集合住宅には民間人も住んでいる。
国防省は、ロケット砲はダマスカスの南にあるゴラン高原から発射されたとしている。ゴラン高原は1981年にイスラエルが併合を宣言した。
ロンドン拠点の非政府組織「シリア人権監視団」は、死者は15人に上るとしている。同組織のラミ・アブデル・ラルマン代表は、「シリアの首都に対するイスラエルの攻撃として、被害規模は最悪」だと話した。
イスラエル軍は、シリアの主張についてロイター通信に質問されたが、回答しなかった。
イスラエルはしばしば、イランやイスラム教シーア派組織ヒズボラの関連施設を標的に攻撃するものの、これを認めることはめったにない。一方、住宅地への攻撃は珍しい。
イスラエル軍は1月2日には、ダマスカス国際空港に向けてミサイルを発射。シリア軍によると、この攻撃では兵士2人を含む4人が死亡した。
イスラエルは過去に、イランに忠誠を誓う武装派勢力の拠点を攻撃していると認めている。
イランとイスラエルの対立は「影の戦争」と呼ばれ、お互いが攻撃実施を認めないまま、相手のインフラ施設や市民を標的にし続けている。
シリアでは、トルコに接する北部地域が6日にマグニチュード7.8の地震に襲われたばかり。










