ゼレンスキー大統領、ロシア軍がヘルソンで「戦争犯罪」400件以上と非難

画像提供, Reuters
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は13日、ロシアが撤退したヘルソンで400件以上の戦争犯罪を発見したと発表した。兵士や民間人の遺体が見つかったという。
ゼレンスキー氏は毎晩恒例のビデオ演説で、「ロシア軍はヘルソン州に、残虐行為を残していった。ロシア軍が入り込むことができたこの国の他の州と同様にだ」と述べた。
「我々は間違いなく、全ての殺人者を探し出して法で裁く」
BBCはこの疑惑を検証・確認できていない。ロシア政府は、部隊が意図的に民間人を狙ったことを否定している。
国連の委員会は10月、ウクライナで戦争犯罪が起きており、侵攻開始以降に起きた人権侵害の「大半」についてロシアに責任があると報告した。
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ヘルソン市は2月24日の侵攻開始以降、ロシア軍が唯一占領した州都だった。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は9月、ヘルソン州を含む4州を一方的に併合すると宣言した。しかし、ロシア国防省は11月9日、ヘルソン市からの撤退を発表。11日に約3万人の兵士の撤退を完了したとしている。
11日にウクライナ兵が市内に入ると、多くの市民がウクライナ国旗を掲げ、キスやハグで歓迎した。ウクライナはこの解放を、3月に首都キーウ近郊からロシア軍を退けたことに匹敵する、ロシアに対する国家的な大勝利と位置付けている。
一方で、変装したロシア兵がなお市内に残っている可能性もある。占領中にロシア側に協力していた人物は今後、起訴されうる。
ゼレンスキー氏は、「この地域に取り残された」ロシア兵や雇い兵の拘束や、「妨害工作員の無力化も進行中」だと述べた。
また、インターネットやテレビの接続の回復に加え、電気や水道の復旧も「早急に」進めるとしている。


ロシア軍はドニプロ川の東岸に撤退しているものの、そこから西岸のヘルソン市に爆撃してくる可能性がある。
そのため、ヘルソン市当局は13~19日までドニプロ川を渡る移動を禁止すると説明。また、午後5時から翌午前8時までの夜間外出禁止令を発した。










