ブラジル南東部で集中豪雨、94人死亡 地滑りや洪水

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ブラジル南東部リオデジャネイロ州ペトロポリスで15日、豪雨による地滑りや鉄砲水が発生し、16日までに少なくとも94人の死亡が確認された。現地当局が発表した。
ペトロポリスはリオデジャネイロの北にある山岳地帯に位置する。集中豪雨によって洪水が発生し、押し寄せた水で丘の中腹にあった家屋は破壊され、車が流されるなどした。
ペトロポリスの市長は非常事態を宣言した。
現場では捜索救助隊が泥の中で生存者を探している。また、180人以上の兵士が派遣されている。
同国の国家市民防衛局は、これまでに24人の生存者が助け出され、94人の死亡が確認されたとツイートした。
ロシアを訪問中のブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領は、被災者のために直ちに支援態勢を整えると述べた。
「戦場のよう」
住民のウェンデル・ピオ・ロウレンコさん(24)は、避難場所を求めて地元の教会へ向かっていた際に、「生き埋めになった女の子を見つけた」とAFP通信に語った。
「まるで戦場のようだとみんな話している」
最も被害が大きかった地区のひとつでは、推定80棟の家屋が洪水被害を受けた。
ペトロポリスはかつて、ブラジルの皇帝の避暑地とされ、離宮が建てられた。観光地として人気があるが、地形的に地滑りが発生しやすい。
2011年にはペトロポリスや近隣の都市で土砂崩れが発生し、900人以上の犠牲者が出た。

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