ワインスティーン受刑者、被害者に計17億円超を支払いへ 米裁判所が決定

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アメリカの破産裁判所は25日、強姦や性的暴行の罪で有罪となった元大物映画プロデューサーのハーヴィー・ワインスティーン受刑者(68)側が、被害者の女性たちに計1700万ドル(約17億6000万円)を支払うことを認めた。
ワインスティーン受刑者には昨年3月、禁錮23年の実刑判決が言い渡されている。
支払いは、2018年に破産申請を行ったザ・ワインスティーン・カンパニーの清算でまかなわれる。同社は、ワインスティーン受刑者や弟のボブ・ワインスティーン氏などが共同で創業した映画製作会社だが、2017年にワインスティーン受刑者が数々の性加害行為の告発を受けたことで倒産した。
被害を訴えた人の一部は、破産裁判所以外での上訴を狙って異議を唱えていたが、同裁判所はこれを退けた。
メアリー・ウォルラス判事は、今回解決を図らなければ、原告女性たちの「被害回復は、あったとしても最小限」のものになるだろうと述べた。
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この支払い案には原告のうち39人が賛成し、8人が反対した。
ウォルラス判事は、原告の女性のうち83%が「金銭が償いにならないことは明らかだが(中略)和解案に合意することでこの案件を終わらせたい、何らかの償いや回復を得るためにさらに訴訟を進めたくないと強く訴えていた」と説明した。
1700万ドルは50人以上の原告に分配される。最も深刻な被害を受けた人は50万ドル以上を受け取るという。
ザ・ワインスティーン・カンパニーの清算計画には保険会社から3500万ドルが下りており、同社関係者の訴訟費用の一部である970万ドルもここから出ている。
同社はまた、スパイグラス・メディア・グループに2億8900万ドルで資産を売却している。











