ツイッター、中国報道官の投稿にも「事実確認」の警告ラベル

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ツイッターは、中国外務省の報道官のツイートにファクトチェック(事実確認)の警告ラベルを付けた。
ツイッターの警告ラベルをめぐっては、ドナルド・トランプ米大統領が自身の投稿に付けられたことに猛反発。ソーシャルメディア事業者は「野放し」だとし、規制を狙う大統領令に28日に署名した。
新たに警告ラベルを表示したのは、中国外務省の趙立堅報道官のツイート。新型コロナウイルスの感染について、「武漢に流行を持ち込んだのは米軍かもしれない」などと書いた。
ツイッターは、この投稿から2カ月以上たって、警告ラベルを付けた。
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米紙の指摘で警告?
問題のツイートは、趙立堅報道官が3月12日に投稿。米疾病対策センター(CDC)について透明性に欠けると批判し、武漢における新型ウイルスの流行は米軍と何らかの関係が「あるかもしれない」とした。
さらに翌日、「この記事は誰にとっても非常に重要だ。読んでリツイートしてください」とツイート。新型ウイルスがアメリカで発生した証拠があるとする記事へのリンクを紹介した。数千人が実際にリツイートした。

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これら2つのツイートには現在、青色の感嘆符と、「COVID-19について事実確認を」と読者に警告するメッセージが表示される。
メッセージ部分をクリックすると、世界保健機関(WHO)の研究に関するツイートが出ているページにジャンプする。そこでは、新型ウイルスが動物由来であり、感染拡大に人が意図的に関与したとする説は信用性が低いことなどが示されている。
この警告ラベルの表示について最初に報じた米紙ニューヨーク・ポストによると、中国政府の当局者とトランプ氏のそれぞれのツイートへの扱いの違いについて、ツイッターに「ダブルスタンダード」ではないかと同紙記者が追及したところ、ツイッターは今回の対応を取ったという。
ツイッターの広報担当者は、これが事実かは答えなかった。一方で、趙立堅報道官のツイートは「COVID-19について誤解を招く恐れのある内容を含んでいる」ため、「追加的に背景を知らせる」ために警告ラベルを付けたとした。

特定の社員を追及する動き
トランプ氏のツイートについて事実確認を呼びかける動きをめぐっては、ツイッターのサイトの品位管理の責任者であるヨエル・ロス氏が、多数の保守派の人々から名指しされ非難を浴びている。共和党の多くの著名人は、ロス氏が過去のツイートでトランプ氏や側近について、「ホワイトハウスのナチス」などと書いていたことを指摘した。
大統領顧問のケリーアン・コンウェイ氏はFOXニュースに出演し、ロス氏にオンラインで連絡するようトランプ氏支持者らに呼びかけた。
ツイッターは事実確認の警告ラベルについては、1人の責任ではないとしている。
同社のジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)は28日、「ファクトチェック:企業としての行動に最終的な責任を取る人物がいる。私だ。どうか従業員をこの問題に巻き込まないでほしい。私たちは世界中の選挙における不正確または真偽が争われている情報を指摘し続けていく。そして間違いがあれば認めていく」とツイートした。











