絶滅危惧のウンピョウ、新型ウイルスから守れ 米動物園

画像提供, Ron Magill/Zoo Miami
絶滅危惧種ウンピョウを新型コロナウイルスから守ろうと、米マイアミ動物園が子ども2頭の世話で特別な配慮をしている。
ウンピョウは中国南部や台湾、マレーシアに生息するネコ科の動物で、めったに姿を見せない。乱獲により絶滅が危ぶまれている。
マイアミ動物園では2月11日、ウンピョウの子ども2頭(オス、メス1頭ずつ)が誕生。母親との絆を深めるため、ねぐらでの隔離が続けられている。同園は現在、新型ウイルスによる外出禁止令を受けて閉園している。
ウンピョウは成長すると体重14~23キロになるという。
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マイアミ動物園の職員は、子ヒョウの世話をするときは手袋とマスクを着け、靴を消毒しているという。

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7日の健康診断とワクチン接種では、2頭とも「順調に成長している」ことを職員が確認した。
同動物園は声明で、「2頭とも元気いっぱいに見える。母親は気遣いを続けており、定期的に世話をしている」と報告。
「COVID-19(新型ウイルスの感染症)のパンデミック(世界的流行)に見舞われ、先日は別の動物施設でトラがこの病気にかかったことが判明した。こうしたなか、子ヒョウに関わる職員は全員、細心の注意を払っている」という。
また、「ネコ科動物のエリアに入る前には消毒用の足風呂に足を入れ、エリア内で作業をするときはマスクと手袋を着用するなど、新たな対策をとっている」と述べた。

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人から動物に伝染
ブロンクス動物園で感染が確認されたマレートラのナディア(4歳、メス)は、飼育員の1人からうつったとみられている。
同園では他にも、ライオンとトラ計6頭が空咳や食欲減退といったCOVID-19の症状を示し、生物学者が感染していると判定した。
同園のポール・カイエ主任獣医は、「人間から動物に伝染し、動物が病気になったことを確認したのは、世界のどの獣医にとっても初めてのことだ」とロイター通信に述べた。

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ペットが新型ウイルス検査で陽性と判定された事例は、世界の何カ所かで確認されている。しかし、病気を発症したり、感染を拡大させたりした証拠はないと、専門家は強調する。
マイアミ動物園では、新型ウイルスのパンデミックが終息した後は、来園者にウンピョウを見てもらいたいとしている。


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