ISのバグダディ指導者 モスル進攻への抵抗呼びかけ

画像提供, 'IS' video
過激派組織のいわゆる「イスラム国」(IS)は3日、最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者のものとする音声メッセージをインターネットに投稿した。IS支配下にあるイラク北部の主要都市モスルの奪還に向けイラク軍などが攻勢をかけるなか、抵抗するよう呼びかけている。
実際にバグダディ容疑者の音声だと確認されれば、同容疑者が公に発言したのは1年ぶりで、すでに死亡したとの一部の見方が否定されることになる。
これまでもバグダディ容疑者が死亡したとの情報は流れており、昨年はイラク軍が同容疑者が乗っていた車両を含む車列を攻撃した際にも死亡説が出ていた。
バグダディ容疑者はモスル市内にいるとみられている。
モスルは、イラクに残る最後の主なIS拠点。ISが2014年にカリフ制国家の樹立を宣言した場所でもある。
3日に公開されたメッセージは、イラク軍の攻撃からモスルを防衛するよう呼びかけ、「名誉をもって持ち場を守るのは、恥辱にまみれた退却よりも1000倍簡単だ」と述べている。
さらに、「退却するな。この全面戦争と偉大なイスラム聖戦は、我々の固い信念をより強くした。そして神のご意志のもと、何もかもが勝利への布石だという確信が強くなった」と語った。
また、モスルを県都とするニネベ県の人々に「神の敵」と戦うよう呼びかけている。
メッセージはさらに、イラク以外の国でさらなる攻撃を実施すIS同調者を求め、自殺攻撃によって「不信心者の夜を昼に変え、彼らの土地に大混乱をもたらし、血が川のように流れるだろう」と述べた。
国際的な有志連合からの支援を受けたイラク軍などの勢力は先月17日にモスル奪還に向けた作戦を開始した。

画像提供, AP

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