大谷翔平選手、やじ飛ばした敵チームファンに近づき……ハイタッチ 本塁打の後

ドジャースのヘルメット、ユニホームを着けて、バットを振り終わった大谷選手。背後には多数のファンが写っている

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画像説明, ドジャースの大谷選手はパドレス戦で今季45号のホームランを放った

野球の米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が24日、今シーズン45号のホームランを放った。ダイヤモンドを一周してベンチの中へと戻る途中、大谷選手はちょっとした寄り道をした。この日、ずっと大谷選手にやじを飛ばしていた観客へと近づいて行ったのだ。

サンディエゴのペトコ・パークで開かれた、サンディエゴ・パドレス戦の9回での出来事だった。大谷選手はホームランを打った後、ドジャース側ベンチのすぐ横の席に陣取っていたパドレスファンの観客へと接近。手を差し出してこのファンとハイタッチし、背中を軽くたたいた。試合はドジャースが8対2で勝利した。

ドジャースのデイヴ・ロバーツ監督は試合後、「とても、翔平らしくないことだった」と記者団に解説。「(あのファンが)試合中ずっと(大谷選手の気持ちを)すり減らしていた」と述べた。

そのうえで、「だから、翔平からハイタッチを求めたのはよかった。素晴らしかった。楽しかった。翔平が自分の性格を見せた。それを目にするのは、いいことだった」と話した。

大谷選手は投打の両方で優れている。そういう存在はMLBでは珍しいため、「ユニコーン」と呼ばれ、野球界で最高の選手の一人とみなされている。

2023年に史上最高額の7億ドル(当時のレートで約1015億円)で、ロサンゼルス・エンゼルスからドジャースに移籍。日本では大谷選手は、日本野球界最大の「輸出」としてたたえられている

ドジャースとパドレスは「野球界最高のライバル」とも呼ばれるため、試合中にファンが興奮するのは珍しくない。