ユダヤ系団体が停戦求め米議会周辺でデモ、300人逮捕 イスラエル・ハマス戦争

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アメリカの連邦議会議事堂の近くで18日、イスラエルと、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスとの戦争に抗議するユダヤ系団体のデモがあり、少なくとも300人が拘束された。
警察は、逮捕者は今後も増える可能性があるとしている。また、3人が警官への暴行で起訴されているという。
抗議参加者らはジョー・バイデン大統領と連邦議会に対し、ガザ地区での停戦を求めていた。しかし、抗議活動が禁じられているキャノン下院議員会館に立ち入ったため、逮捕された。
この抗議デモは、ユダヤ系の左派活動グループ「平和を求めるユダヤ人の声」と「イフ・ノット・ナウ(今でなくては)」が主催。両グループはイスラエル国家に反対している。
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警察は18日、大規模な抗議グループが道に立ち入ったとして、議事堂周辺の道路を封鎖した。
その後、抗議グループの一部が、キャノン下院議員会館の一部を占領。建物の外にはさらに数百人が集まり、ヘブライ語と英語で歌った。
会館内に入った抗議者らは「ユダヤ人は即時停戦を求める」、「私たちの名前で(戦争を)するな」と書かれた黒いTシャツを着ていた。「停戦」と書かれたプラカードを持ち、ドーム天井の下に座り込んで歌う人々もいた。
議会警察は18日午後、「我々は抗議者らにデモをやめるよう警告し、従わなかったので逮捕を始めた」と発表した。
中には結束バンドで拘束され、警察車両に連行される人もいた。逮捕者のうち3人は、警官への暴行の罪で起訴された。

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主催者の一人は議事堂で拡声器を使い、「平等と正義、自由を」と訴えた。
「本当の安全に向かう唯一の道は(中略)エスカレーションをやめ、このひどい暴力の根本的原因に取り組むことだ」と、この女性は述べた。
この日には、ジョー・バイデン大統領がイスラエルを訪問し、ベンヤミン・ネタニヤフ首相と会談した。
バイデン氏はイスラエル滞在中の会見で、同国には10月7日のハマスの攻撃に対抗する権利があると述べた。この攻撃では同国で1400人が死亡している。
一方パレスチナの保健当局によると、イスラエルが報復として行っている空爆などにより、ガザ地区では少なくとも3700人が殺害された。









