パティの量が「実物の2倍」 バーガーキングのメニュー写真めぐり米国で集団訴訟

The Whopper on Burger King's online menu.

画像提供, Burger King

画像説明, バーガーキングのオンラインメニューにある「ワッパー」の写真

米フロリダ州でこのほど、ファストフード大手バーガーキングが実際の商品よりも大きく見える写真をメニューに使用しているとして、顧客が集団訴訟を起こした。バーガーキング側は訴えを棄却するよう求めたが、マイアミの連邦地裁はこれを退けたことが、25日に明らかになった。今後、審理が行われることになる。

問題となっているのは、バーガーキングの主力商品「ワッパー(Whopper)」。「どでかい」という意味で、一般的なハンバーガーよりも大きいサイズが特徴となっている。

原告側は、メニューには実際の「ワッパー」よりも肉厚なパティと「バンズからはみ出る」具材を使ったハンバーガーの写真が使用されており、顧客に誤解を与えていると訴えている。

バーガーキングはBBCの取材に、「原告の主張は虚偽」だと述べた。

アメリカでは競合のマクドナルドやウェンディーズも、同様の訴訟に直面している。

肉が「2倍以上に見える」

原告は、メニューの「ワッパー」は実際に客に提供されたものより35%大きく、肉も2倍以上入っているように見えると訴えている。

バーガーキングは以前、「写真とまったく同じ」ハンバーガーを提供する義務はないと主張していた。

ロイ・アルトマン判事は、「道理をわきまえた人がどう考えるか」は陪審員に委ねられるべきだとの判断を示した。

一方で、バーガーキングがテレビやオンライン広告で顧客を誤解させたとの主張は退けた。

バーガーキングの広報担当者は、「当社の広告に表示されている直火焼きビーフパティは、全国で客に提供している何百万ものワッパー・サンドイッチに使用されているパティと同じ」だと述べた。

原告側の代理人アンソニー・ルッソ氏はBBCからのコメントの求めに対し、即座には応答しなかった。

バーガーキングのウェブサイトは「ワッパー」について、「真に肉厚の」ビーフパティや具材が入った、「全てを支配するハンバーガー」と書いている。

A Burger King Whopper burger is displayed in San Anselmo, California.

画像提供, Getty Images

画像説明, 米カリフォルニア州サンアンセルモのバーガーキングで提供されている「ワッパー」

「虚偽広告」と

アメリカでは近頃、虚偽広告を掲載しているとして、複数のファストフード・チェーンが法的な訴えに直面している。

8月には、タコベルが広告の半分の具材しか入っていない商品を販売したとして、顧客に集団訴訟を起こされた。

昨年にはニューヨークで、顧客がマクドナルドとウェンディーズを相手取り、不公正で欺瞞(ぎまん)的な取引慣行があったとして集団訴訟を起こした。原告は、マクドナルドとウェンディーズのハンバーガーが、マーケティング資料では実際より少なくとも15%以上大きく表示されているとしている。