ウクライナ南部へルソン、ロシアの攻撃で少なくとも10人死亡 11月に解放

画像提供, Reuters
ロシアのウクライナ侵攻開始からちょうど10カ月目の24日、ロシアの攻撃のため南西部ヘルソンで少なくとも10人が死亡し、多数が負傷した。現地当局が明らかにした。市内中心部の住宅地や行政庁舎が被害を受けたという。
へルソン州の州知事によると、攻撃で10人が死亡したほか、18人が重体だという。負傷者は約70人に上り、現地当局は住民に緊急の献血を呼びかけた。
攻撃後の現地映像では、地面に複数の人が倒れ、車両が燃え上がり、建物が破損している様子が見える。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、通信アプリ「テレグラム」で、被害地域に軍事施設はなかったと書いた。
被害現場の写真を投稿し、「ソーシャルネットワークはこうした写真に『センシティブなコンテンツ』の印をつけるだろう。しかし、これはセンシティブなコンテンツなどではない、これはウクライナとウクライナ人の現実の日常だ」とした。
ゼレンスキー氏はさらに、ロシアが「ただ単に我々を威圧し、自分たちが楽しむため」にこうした攻撃を重ねていると非難した。
ロシアが今年2月にウクライナ侵攻を開始して以来、制圧した唯一の州都がヘルソン市だったが、11月11日にロシア軍は同市から撤退を完了した。ウクライナ軍がヘルソンに入り、占領から解放して以来、ドニプロ川の対岸にとどまるロシア軍の砲撃が頻繁に続いている。
ロシアは一貫して、民間人を標的にはしていないと主張してきた。ただし、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は今月8日、ウクライナのエネルギー設備破壊について「確かに我々がやっていることだ」と認めている。










