フィンランド首相が謝罪、公邸の客同士がトップレスで記念撮影

Finnish prime minister Sanna Marin

画像提供, Reuters

画像説明, フィンランドのサンナ・マリン首相

フィンランドのサンナ・マリン首相(36)は23日、首相公邸でのパーティーに参加した女性客2人がトップレスで写真を撮ったことについて、謝罪した。マリン氏はこのところ、パーティーで踊る自分の動画が問題となり、薬物検査を受けて陰性だったと公表したばかり。

マリン首相によると、問題の写真は今年7月、ルイスロック音楽フェスティバルの後に首相公邸で撮影されたもの。ソーシャルメディアで影響力を持つ「インフルエンサー」として知られる女性2人が、シャツをたくしあげて胸をはだけ、キスをしながら、「フィンランド」と書かれたサインで胸を隠している様子が写っている。

この写真は23日、ソーシャルメディアで大勢に拡散された。現地メディアによると、写真は公邸の1階にある客用トイレで撮影されたものだという。

マリン首相は、「みんなでサウナに入り、泳いで、一緒に過ごしていた」、「あのような写真を撮影するべきでは決してなかったけれども、それ以外は、この集まりで特にこれといったことは起きなかった」と説明した。

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2019年に就任したマリン氏は、最近まで世界最年少の首相だった。

フィンランドは現在、隣国ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、長年の国策を大きく転換させ、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を目指している。他の欧州連合(EU)加盟国と同様、フィンランドは隣国ロシアからの観光目的の入国を制限している。

そうした中でマリン首相はこれまでも、仲間とクラブに通ったり、7月の音楽フェスティバルに行ったりと、自分の趣味の活動について明らかにしてきたものの、「パーティー好きの首相」を批判する声が、国内の一部から出ていた。

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最近では、パーティーで派手に踊ったり歌ったりする様子の動画が流出し、与野党から批判された。首相は、自分は飲酒したまでで薬物は使っていないと主張したものの、野党幹部から「疑惑が生じている」と追及され、薬物検査に応じた。22日には政府が、首相の体内から違法薬物は検出されなかったと検査結果を発表していた。

国内の反応は

アンニカ・サーリッコ副首相は、23日に話題となった客同士の写真について、写っている壁は首相公邸内のものだと認めた。さらに、写真が物語るパーティーざんまいのライフスタイルは、物価上昇による家計の危機に苦しむ多くのフィンランド国民の日常とマッチしないのではないかと述べた。

その一方で副首相は、自分は他人の「良心の見張り役」ではないとも話した。

マリン首相のパーティー動画については、多くのフィンランド人が、首相は年齢相応に音楽やパーティーを楽しみ、公務の重責から時折リラックスしようとしているだけだと首相を支持。多くの人が、首相との連帯を示すため、踊ったりパーティーを楽しんだりする様子をソーシャルメディアに投稿していた。

動画説明, 女性たちがパーティー動画を次々と投稿、フィンランド首相に連帯
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