トランプ氏、専門家の警告は「受け入れられない」 新型ウイルス

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ドナルド・トランプ米大統領は13日、新型コロナウイルス対策の早過ぎる制限解除に警鐘を鳴らした専門家の発言について、受け入れられないと述べた。
トランプ氏の批判は、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長のアンソニー・ファウチ博士の12日の発言に向けられたもの。
ファウチ氏は、あまりに早期に経済活動を再開すれば、新型ウイルスの感染が再び拡大する恐れがあると、上院委員会の公聴会でビデオを通じて証言した。
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トランプ氏はこの日、ホワイトハウスのファウチ氏の証言について、「すべての問題を解こうとしている」ものだったと述べた。
また、ファウチ氏が学校再開を急ぐことに慎重姿勢を示したことに、特に不快感を表明した。
アメリカでは新型ウイルスの感染症(COVID-19)に140万人近くがかかり、約8万4000人が亡くなっている。経済は大きな打撃を受けている。
トランプ氏の発言
トランプ氏はこの日、ホワイトハウスで記者団に向かい、ファウチ氏の前日の証言についてコメント。同氏が学校再開によって子どもに及ぶリスクや、秋の新学期までにワクチンが開発される見込みの小ささに関して述べたことに反論した。
「彼の答弁には本当のところ驚いた。私には受け入れられない答えだからだ。特に学校については」
トランプ氏はまた、「唯一受け入れられるとしたら」として、高齢の教師や教授に数週間の休暇を追加することだと述べた。
「なぜならこれは高齢を攻撃する病気であり、健康を侵す病気だからだ」
「だが、若い子どもは、つまり生徒たちについては、本当に、統計を見てほしい。かなり驚くほどだ」
トランプ氏は経済活動の再開を目指している。再開に向けて動いている知事をたたえる一方、そのほかの知事については積極さがないと批判している。
トランプ氏の生計優先の方針をめぐっては、国民が二分されている。批判的な人はトランプ氏について、再選を目指す11月の大統領選を前に、政治的利益のために人命を賭けの対象にしているとしている。
新型ウイルスの子どもへの影響に関しては、新型ウイルスとの関連が疑われる炎症性の症候群による深刻な症状が、一部の子どもでみられるとの調査報告がこの日、ちょうど出された。
ファウチ氏の発言
ファウチ氏は12日の公聴会で、あまりに早期の経済再開は「苦しみや死」を招く恐れがあると述べた。
また、「子どもちは有害な影響に対して完全に免疫があると考える、思慮に欠けた」状態にならないことが大事だと強調した。

一方、メリーランド州のラリー・ホーガン知事(共和党)は13日、自宅待機措置を解除し、15日からは「自宅のほうが安全」という命令に変更することを明らかにした。
ホーガン氏はトランプ氏に批判的だが、ここ2週間で深刻な感染事例と死者が減少していることを理由に挙げた。
ウィスコンシン州最高裁は同日、トニー・エヴァース知事(民主党)の自宅待機命令について、「法定拘束力がない」とし「違法」だとして、下級審の判断を覆した。


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