韓国で季節外れの大雨、4人死亡 1300人が避難

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韓国各地で17日、豪雨により洪水が発生するなどし、これまでに4人の死亡が確認された。また、1300人が避難を余儀なくされた。当局は、季節外れの大雨が今後も続くおそれがあると警告している。
死亡した4人のうち2人は80代の男性。うち1人は、浸水した自宅の地下室から水を排出しようとしていたとみられると、当局は発表した。
報道によると、3人目の犠牲者は車を運転中、崩落した擁壁の下敷きになり死亡した。当局によると、この男性は事故の直前に妻に電話をかけ、「車が流されている」と伝えていた。4人目の犠牲者は心停止状態で発見されたが死亡したという。
光州市でカフェを経営するキム・ハミンさん(26)は、「どうしてこんなことが起きるのか、理解できない」と語った。これほど激しい雨を経験したのは初めてだという。

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記録的な大雨を受け、韓国政府は気象災害警戒レベルを最高に引き上げた。
「屋根以外はすべて水に覆われている」と、被災地域の住民はインターネット上に投稿した。
最も被害が大きかった西部の瑞山市では、わずか半日で400ミリを超える雨が降った。気象当局は100年に1度の出来事だとしている。
ソーシャルメディアに投稿された写真や動画では、複数の車両や家屋が浸水し、家具が水に浮かぶ様子が確認できる。
光州市では17日、426ミリの降雨量を記録した。前出のキムさんは恐怖を感じたという。「こんな洪水は見たことがない。この辺りには大きな川も小川もないので」。
キムさんが経営するカフェも浸水し、閉店せざるを得なくなった。「水を外へ排出したけど、下水からの悪臭がひどくて営業できない」と、キムさんは話した。

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各地で合わせて複数の負傷者が報告されている。2人が低体温症にかかり、ほかに2人が足にけがを負った。
17日午後4時時点で1300人以上が避難している。
当局は、土砂災害や突発的な洪水のリスクが依然高いとして、川岸や急斜面、地下施設に近付かないよう呼びかけている。
韓国気象庁は、北西からの乾いた空気と南からの高温多湿な空気が混ざり合い、とりわけ大規模な雨雲が発達したと説明している。
しかし、来週には再び気温が上昇し、熱波に見舞われる可能性があると予想している。

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