パキスタンとアフガニスタンでM6.5の地震 少なくとも12人死亡

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パキスタンとアフガニスタンの広い範囲で21日夜、強い地震があり、少なくとも12人が死亡、200人以上が負傷した。
地震の規模はマグニチュード(M)6.5で、震源はパキスタンとの国境に近いアフガニスタン北東部の山岳地帯にあるジュルム渓谷付近。
揺れによって建物が損壊し、地滑りが発生した。被災地では住民らが通りに飛び出した。揺れはインドでも感じられた。
これまでに確認された死者のうち、9人はパキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州の渓谷地帯で報告された。
アフガニスタンでも3人が死亡したと、同国保健省の報道官が明らかにした。AFP通信によると、死者が出たのはパキスタンとの国境に近いラグマン州で、死者には子ども1人が含まれていた。地震発生時、多くの家ではイラン暦の新年(ノウルーズ)を祝って住民が外出中だった。
救助活動が困難な地域
アフガニスタンの首都カブールに住むカテラさんは、地震直後に5階建てのアパートから駆け出した。「恐ろしい揺れだった。こんな揺れは生まれて初めてだった」とAFP通信に話した。
被災地は地形の険しい遠隔地で、救援・救助活動には時間がかかると思われる。
電話また、回線に影響が出ており、パキスタンの最も被害が大きかったスワート地域では地滑りによって高速道路が遮断された。
パキスタンのシャバズ・シャリフ首相は、災害対応に当たる機関に緊急措置を指示した。
欧州地中海地震センターによると、今回の地震ではインド、ウズベキスタン、タジキスタン、カザフスタン、キルギス、アフガニスタン、トルクメニスタンにまたがる全長1000キロに及ぶ地域で揺れが感じられた。
この地域は、ユーラシアプレートとインドプレートの接合部に位置するため、地震が発生しやすい。
昨年6月にはアフガニスタン・パクティカ州でM5.9の地震が発生し、1000人以上が死亡した。







