カブールのモスクでの大きな爆発、21人死亡

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アフガニスタンの首都カブールにあるモスク(イスラム教の礼拝堂)で17日にあった大きな爆発で、死者は21人に上った。警察が18日、明らかにした。
タリバン政権下のカブール警察の広報担当ハリド・ザドラン氏は、けが人は33人だと述べた。
爆発は何者かの攻撃だったとみられているが、背景は不明。カブールでは先週、親タリバンの著名なイスラム教指導者が自爆攻撃で殺害され、武装勢力イスラム国(IS)が犯行声明を出している。
爆発は夜の礼拝中に起きた。死者にはモスクの指導者アミール・ムハンマド・カブリ氏が含まれていると報じられている。
カブールで最も大きな病院を運営しているイタリアの医療NGOエマージェンシーの代表者ステファノ・ソツァ氏は、これまでに子どもを含む35人の治療にあたったとBBCに話した。
同氏によると、けが人の体には爆弾の破片が入り込み、全身にやけどが見られるという。礼拝者で混雑していたモスク内部で、何者かが爆発装置を起動させたのではないかと、同氏は話した。
AP通信によると、タリバンの広報担当ザビフラ・ムジャヒド氏は、「こうした犯罪の実行者はすぐに裁きを受け、罰せられる」と話した。
一方、国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)はツイッターで、タリバンに対し、テロ防止と立場の弱いコミュニティーへの追加支援に向けた「具体的な措置」を要求。
今回の爆発について、「ここ数週間で250人以上が殺傷された一連の不穏な爆破事件の最新事案だ。1カ月の民間人犠牲者数は最多となっている」とした。
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相次ぐ宗教指導者の殺害
警察のザドラン氏によると、治安部隊が現場に到着した。
目撃者たちは、近くの建物の窓ガラスを粉々にするような大きな爆発音を聞いたと話した。
BBCのリーズ・ドゥーセットBBC国際担当主任編集委員は、カブールではこの1カ月で、3人の著名な宗教指導者が狙われ、他の都市でも何人かが暗殺されたと説明。
また別の宗教指導者が、タリバンの最も強力な敵となっているイスラム国に狙われたようだとし、アフガニスタンでまた血なまぐさい争いが起きていると伝えた。







