アマゾンで行方不明のイギリス人記者とブラジル人専門家、警察が所持品を発見

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ブラジル警察は12日、アマゾンの熱帯雨林で行方不明になっているイギリス人ジャーナリストとブラジル人の先住民専門家の所持品を発見した。2人が取材でが訪れた地域では、違法な漁業や伐採、採掘、麻薬密売が横行しているという。
英紙ガーディアンなどに寄稿しているブラジル在住のジャーナリスト、ドム・フィリップスさん(57)は取材の一環で、先住民専門家のブルーノ・ペレイラさん(41)と共にブラジル北西部アマゾナス州のジャヴァリ地域を訪れていた。2人は5日、ボートで移動中に行方不明になった。
見つかったのはフィリップスさんのブーツと衣類が入ったバックパック、ペレイラさんの健康IDカードやビーチサンダル、黒いズボンとブーツ。
フィリップスさんの妻と義理の母親は、2人は死んでいると思うと述べた。
「彼らはもう、私たちとは一緒にいない」と、義理の母親はインスタグラムに書いた。その後、妻がこの投稿を共有した。
遺体かもしれないものも
警察は先週、遺体の一部かもしれないものを発見している。
専門家たちは、アタライア・ド・ノルテ市近くの川で見つかったこの「有機物」の分析を行っている。
2人の失踪に関連しては、6日夜に逮捕された漁業関係者の船から見つかった血痕の検査も進められている。漁業関係者はその後釈放されたという。
この24時間で、アマリルド・ダ・コスタという名の容疑者が所有する別のボートも見つかっている。
地元で「ペラード」と呼ばれるこの男は、制限が設けられている弾薬を不法に所持したとして取り調べを受け、訴追されている。
警察によると、この男はフィリップスさんらと最後に会った1人だという。
脅迫された可能性
フィリップスさんらが訪れた地域では違法な漁業や伐採、採掘、麻薬密売が行われてきた。先住民グループによると、2人は同地域での活動を理由に脅迫を受けていたという。
フィリップスさんとペレイラさんはガーディアンや米紙ワシントン・ポストに寄稿するなど経験豊富で、今回の旅の計画を徹底的に練り上げていた。2人は新しいボートと十分な量の燃料を用意していたと報じられている。









