【東京五輪】 陸上400メートルハードルで世界新 ノルウェーのワーホルム

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東京オリンピックで3日、陸上男子400メートルハードルのカルステン・ワーホルム(25、ノルウェー)が、自らの世界新記録を破り金メダルを獲得した。
オリンピックスタジアム(国立競技場)であった決勝では、スタート直後からワーホルムが着実にリードした。ライ・ベンジャミン(アメリカ)が徐々に差を詰め、最後の直線で並びかけたが、ワーホルムがひと伸びして振り切った。
タイムは45秒94で、自身が7月にオスロで出したばかりの世界記録46秒70を0.7秒以上縮めた。
ベンジャミンも世界記録をしのぐ46秒17のタイムを出して銀メダル。銅は46秒72で走ったアリソン・ドス・サントス(ブラジル)が手にした。
ワーホルムはゴール直後、電光表示板のタイムを見て叫び声を上げ、着ていたシャツを引き裂いた。その後、ノルウェー国旗で身を包み、世界新記録が示された表示板の横で写真撮影に応じた。

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ワーホルムはこれで、欧州選手権と世界選手権に加え、オリンピックも制した。「実感が湧かないという慣用句があるだろう? まだ実感はないが夢心地だ」とBBCスポーツに話した。
「信じられないタイムだ。ものすごく速い! 完璧なレースというものについてよく聞かれるが(中略)そんなものは存在しないと答えてきた。でも今回は完璧に限りなく近い」
「レースに先駆けて、これまでの努力すべてを思い出せと自分に言い聞かせた。私の(メダル)コレクションに欠けていたのがこれだったので」
「自分にとってこれがどれほど大事か、言い表せない。このために朝から晩までやってきた。ものすごいことだ」
世界選手権の110メートルハードルで2回優勝したコリン・ジャクソン氏はBBCテレビに、「世界記録という点で言えば、これは(男子)100メートルのウサイン・ボルトの9秒58や、(女子)100メートルのフロー・ジョー(フローレンス・グリフィス=ジョイナー)の10秒49と並ぶものだ」と評した。
日本勢の山内大夢は準決勝、黒川和樹、安部孝駿は予選で敗退した。
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