イギリスの新財務相、減税策の間違い認める 今後は「難しい判断」必要と

動画説明, イギリスの新財務相、減税策の間違い認める 今後は「難しい判断」必要と

イギリス政府の減税策が内外で批判され市場が混乱した事態を受け、リズ・トラス首相は14日に盟友のクワジ・クワーテング財務相を解任し、後任にはジェレミー・ハント元外相を据えた。すでに撤回していた所得税率の最高税率廃止に加え、首相はこの日さらに、法人税引き上げの中止を、撤回すると発表した。ジョンソン政権が決めた法人税引き上げを、自分は撤回すると、トラス氏は保守党党首選から公約していた。

こうした事態で新しく財務相になったハント氏は15日、BBCのラジオ番組「トゥデイ」で、前任者が発表した減税策「ミニ・バジェット」には問題があったと認めた。

ハント氏は、今後「難しい判断」が必要となるとして、一部増税の可能性を示唆した。そのうえで国防費について質問されると、ウクライナでの戦争を念頭に、イギリスが役割を果たす必要性を強調した。

司会のマーサ・カーニー氏に「リズ・トラス氏はいつまで首相を続けるのか」と尋ねられると、ハント氏は「国がいま求めているのは安定だと思う」と答えた。