イングランドの決勝進出は「普通のことになった」とサウスゲイト監督、サッカー欧州選手権

サッカー・イングランド代表のギャレス・サウスゲイト監督
画像説明, サッカー・イングランド代表のギャレス・サウスゲイト監督

サッカー・イングランド代表のギャレス・サウスゲイト監督は、イングランドが今年の欧州選手権(ユーロ)で決勝に進出したことについて、前回大会に比べて「満足感が少なかったかもしれない」と語った。

2020年の当初予定に遅れて2021年に開かれた前回大会では、1966年のワールドカップ(W杯)以来となる決勝進出を果たしたものの、PK(ペナルティーキック)戦で1-1の引き分けの末、イタリアに3-2で敗れた

そして今回、14日(日本時間15日)に悲願の初優勝をかけてスペインと戦う。

サウスゲイト氏は、W杯とユーロという主要大会で、イングランドの監督を務めた4回のうち3回、チームを準決勝以上に導いたが、トロフィーはまだ手にしていない。

サウスゲイト氏率いるイングランド代表の戦績は、PK戦を含めて9勝3敗。また、3位決定戦でも敗れた経験がある。

「(2021年とは)感覚が違う。二つの大会を経て、ビッグマッチの経験をさらにたくさん積んだ今、チームとしての私たちの状態はこれまでと違う」とサウスゲイト監督はBBCスポーツに語った。

「決勝に進出したことへの満足感や、祝う気持ちは、前より少ないかもしれない」

「(決勝進出が)もはやありふれたことだとは言わないが、私たちにとって前よりは少し、普通のことになった。私たちの歴史を考えれば、この発言自体が少しばかげているかもしれない」

それは優勝が不可欠になったことを意味するのかと質問すると、サウスゲイト監督は、「そうだ、前回優勝するべきだった! でもそうならなかった。結局のところ、私たちが周囲からどう見られるかは、日曜日の結果で決まる。それは、はっきりしている」と答えた。

2012年にイングランドの「ザ・フットボール・アソシエーション」のエリート育成主任に任命されたサウスゲイト氏は、1年後にU-21イングランド代表監督に就任。2016年にはサム・アラダイス氏の後任として、シニアチームの監督に就任した。

「イングランドのサッカーにとって、欧州や世界の舞台で信頼されるとはどういうことなのか、私はこれまでの旅路を通じて学んできた」とサウスゲイト氏は話した。

「ユース育成からシニアサッカーに至るまで、あらゆるレベルで働く人々にとって、それが何を意味するのか、私は承知している」

続投の可能性は?

サウスゲイト氏は、2021年11月に延長したイングランド代表との契約を12月に満了する予定だ。

53歳の同氏は、14日の決勝戦の前に自分の将来について話すつもりはないと述べた。

「この2年間、私はこの大会に勝つことだけに集中してきたので、心情的にも、現時点で論理的な決断を下すことは不可能だ。」

「ここ5、6週間は、まさにジェットコースターのような日々だった。この試合のためにチームを整えることに集中しているし、この1カ月間のやり方でチームをリードし続けると決めている。それ以外のことは、自分でもよくわからない」