俳優フローレンス・ピューさん、イベント中に観客から物を投げつけられる 同様の騒ぎ相次ぐ

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俳優や歌手といった著名人が、コンサートやイベントなどで観客から物を投げられる事案が多発している。ブラジルで行われたイベントでは3日、俳優のフローレンス・ピューさん(27)の右目に、観客が投げたと思われる物が当たる騒ぎがあった。
ピューさんは、来年公開予定の映画「デューン 砂の惑星Part2」の宣伝活動の一環で、サンパウロで開催された「コミコン(CCXP)」に出席。共演のゼンデイヤさん、オースティン・バトラーさん、ティモシー・シャラメさんなども一緒だった。
ピューさんはこの騒ぎの前、サンパウロでのイベントは「とても、とても特別」なことだと感じていると語っていた。
オーストリアでは今年7月、歌手ハリー・スタイルズさんのコンサート中、観客席から投げられた菓子がスタイルズさんの目に当たった。歌手のピンクさんも、ロンドンのハイド・パークで行われた「ブリティッシュ・サマー・タイム・フェスティバル」で、人間の遺灰が入った袋をステージ上に投げられ、不快感を示していた。
歌手のアデルさんは7月、ラスヴェガスでのショーの最中、ステージに物を投げ入れる行為について発言した。
アデルさんは、Tシャツを客席に飛ばす恒例のパフォーマンスの前に、人々が「ショーのエチケット」を忘れていると発言。「私に何か投げつけてみてよ、そんなことしたら殺してやるから」と、冗談めかして挑発的にくぎを刺した。
この発言の動画は、広く拡散された。
こうした行為でけがをした例もある。歌手のビービー・レクサさんは6月、ニューヨークのコンサートで客が投げた携帯電話が当たり、ステージ上で倒れた。レクサさんは病院に運ばれ、左目の上を縫った。
この件で起訴された男性は、「面白いかと思った」と話しているという。

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一方、ラッパーのカルディ・Bさんは8月、ラスヴェガスでのコンサートで観客から飲み物を投げられたが、ステージ上からマイクを投げ返した。
英カーディフ大学のルーシー・ベネット博士は、歌手とファンとの関係性について研究している。ベネット博士は6月、BBCの取材に対し、新型コロナウイルスのパンデミックでコンサートに物理的に立ち会えなくなって以降、人の意識が変わったかもしれないと指摘した。
また、ソーシャルメディア上ではアーティストの目に留まりにくいため、コンサート会場でスターの注目を集めようとする人もいるかもしれないという。
「もしあなたがスターと同じ空間にいて、何かを投げつければ、注目はされるだろうから」と、ベネット博士は言う。





