エリザベス女王のコーギー、アンドリュー王子が引き取ることに

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8日に死去した英女王エリザベス2世が飼っていたコーギー犬を、次男のヨーク公アンドリュー王子と元妻のサラ・ファーガソンさんが引き取ることになった。BBCが確認した。
アンドリュー王子とサラさんは「ミック」と「サンディー」という名前のコーギー2匹を引き取る。この2匹は2021年、アンドリュー王子と娘たちから女王に贈られたものだった。
女王はこのほか、ダックスフントとコーギーをかけ合わせたドーギーの「キャンディー」を飼っており、今年1月は一緒にいる写真を公開していた。
女王は生前、30匹以上のコーギーを飼育していた。
コーギーと女王のつながりは非常に強かったため、8日以降、女王の死を悼む人々からは、コーギーを誰が引き取るのかという疑問の声が上がっていた。
アンドリュー王子の関係者はBBCに対し、コーギーたちはヨーク公とサラさんと共に、ロイヤル・ロッジに戻ることになると話した。子犬たちはサラさんがを見つけ、ヨーク公から女王陛下に贈られたものだったという。
また、サラさんは女王と犬の散歩や乗馬などでつながりがあり、離婚後も、フロッグモア邸での犬の散歩やおしゃべりなどで素晴らしい友人関係を続けていたと、この関係者は語った。
ロイヤル・ロッジは、ウィンザー城の敷地内にあるヨーク公爵とサラさんの邸宅。フロッグモア邸は、ウィンザー城の隣にある。

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アンドリュー王子と、娘のベアトリス王女とユージーン王女は当初、「ミック」と「ファーガス」というコーギーの子犬2匹をエリザベス女王に贈った。当時は夫のフィリップ殿下(昨年4月に死去)が入院中で、新型コロナウイルスのロックダウンも続いていたため、女王に元気を出してもらうのが目的だった。
「ミック」は、バルモラルの王室領にあるロッホ・ミックから名付けられた。一方の「ファーガス」は、女王の母方の伯父で、第1次世界大戦で亡くなったファーガス・ボウズ=ライオン大尉にちなんだ名前だったが、わずか5カ月で心不全で亡くなってしまった。この時、女王は憔悴(しょうすい)していたという。
その後、アンドリュー王子は女王の95歳の公式誕生日に、「サンディー」という名前の別のコーギーの子犬を贈った。
エリザべス女王の服飾担当兼秘書であり、長年の友人でもあるアンジェラ・ケリーさんは最近、子犬が来たことで「いつも喜びがあり」、「みんながいつも笑顔になった」と語っていた。
繁殖を数年前にやめる
エリザベス女王は生前、熱心にコーギーの繁殖を行っており、60年にわたって30匹以上のコーギーやドーギーを飼育していた。その多くは、1944年に父から贈られた「スーザン」の子孫だった。
しかし、死に際して幼い犬たちを残したくないという女王の意向から、王室での犬の繁殖プログラムは数年前に終了した。
このことを知っていたアンドリュー王子が、必要な場合にはコーギーたちの面倒を見ると女王に約束していたのではとの推測が流れている。
アンドリュー王子とサラさんは1996年の離婚後も親しい関係にあるため、この件にサラさんが関わっていることも驚きではない。
サラさんは女王について、「素晴らしい義母であり友人だった」、「言葉に表せないほど」悲しんでいると話している。









