日本のマクドナルドでフライドポテトが不足、サプライチェーン危機の影響

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世界規模のサプライチェーン危機で半導体チップ不足が深刻化する中、世界最大のファストフード企業マクドナルドも、日本で「チップ」不足に直面している。
ただ、マクドナルドで問題となっているのは半導体ではなく、フライドポテトだ(イギリスではフライドポテトを「チップス」と呼ぶ)。
マクドナルドによると、看板メニューのフライドポテトの材料となるジャガイモに、輸送の遅れが出ている。
これを受け、今月24~30日の間、フライドポテトの販売を一部に限定するという。
マクドナルドはBBCに、「日本マクドナルドは一時的に、フライドポテトのミディアム(M)とラージ(L)サイズの販売を制限する。お客様にマクドナルドのフライドポテトを味わい続けてもらうための積極的な措置だ」と説明。
「スモール(S)サイズのフライドポテトは、すべての店舗でまだ注文が可能だ。現時点で供給は途絶えていない」とした。
今後は空輸も
マクドナルドが21日に発表した声明によると、材料のジャガイモは通常、カナダ・ヴァンクーヴァー近郊の港を経由して日本に輸送される。
しかし、カナダで先月発生した洪水被害の影響と、新型コロナウイルスのパンデミックによる世界的なサプライチェーン危機により、船舶に遅れが生じている。
今後、空輸などの代替策を取るという。
7年前にも不足
日本のマクドナルドはこれまでも、フライドポテトの販売を制限したことがある。
2014年には、アメリカ西海岸で港湾労働者らの労働争議が長引いた影響で、フライドポテトが不足した。
この事態に、マクドナルドは緊急措置として、フライドポテトの販売をSサイズに限定した。
一方、イギリス国内の1250店舗では今年8月、シェイクやボトル入り飲料の販売に影響が出た。供給面で問題が生じたためだった。
マクドナルドは、トラック運転手の不足が原因の1つだと説明。ブレグジット(イギリスの欧州連合離脱)によって商取引のルールが変更されたことで、問題が悪化したとした。











